終わらない戦い

109 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/18(月) 21:05:24.89 ID:im4zEDvC
サイパンというと、太平洋戦争の大激戦地で、日米両軍で数万の犠牲者が出た所。 
このマ○○○○島は、その最前線にあって、サイパン本島からの救援もなく、脱出も出来ず、 
最後には弾薬も尽きて、全将兵が刀を持って突撃して、全滅したといわれてます。 
この話は、サイパンの現地係員の経験のある先輩の体験談です。 
夕方、某ビーチを歩いていると、海岸線後方の木々の茂みの中から、 
「突撃ィー!」 
という声が聞こえたかと思うと、何百人もの旧日本兵が・・・、 
「うわぁーー」と、海岸線に向かって突撃してきたそうです。 
次の瞬間、 
ダダダダダダダァ、 
トガァーン! 
機銃や大砲の音が鳴り響き、兵士達は次々と倒れていき、 
あっという間に、先輩の周りは兵士の死体で埋め尽くされたそうです。 
しばらくすると、機銃や大砲の音も止んで、あたりが静かになると 
倒れていた日本兵達はスゥーと消え・・・、 

次の瞬間、再び、 
「突撃ィー!」 
という声が聞こえたかと思うと、何百人もの旧日本兵が、 
「うわぁーー」と、 
海岸線に向かって・・・・・・。 

その時、ビーチには、日本からの観光客も沢山いたそうですが、 
ほとんどの人は、何も見えていないのか、そのまま遊んでたそうです。 

ただ、先輩も含めて、幾つかのグループは、真っ青な顔をして、ビーチから逃げ出したそうです。 

前の話へ

次の話へ