寝苦しい夜

101 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/10(日) 22:56:34.79 ID:orz3DSwX0
それは2年程前、ある熱帯夜の日のことでした。 
学生で一人暮らしをしていた私は、節約のために 
冷房をつけておらず、蒸し暑さを我慢しながら床についていました。 
うとうとしはじめたその時です。突然金縛り状態になり、まったく体がうごきません。 
怖くなってしまい目をつぶっていると、ちょうど自分の頭の上付近に人の気配がしました。 
その気配は、どんどん自分の顔に近づいてくる感じがします。 
もう、怖くて目を開けることができませんでした。 
そんな中、熱帯夜で怖さもあり、どんどん汗が吹き出てくるのがわかりました。 
汗は、耳の裏を通りのど仏へ這うようにつたっていきます。 
そこでふと、違和感を感じました。 
私は仰向けで真上を向いて寝ており、汗が耳の裏を通って 
のど仏へつたっていくには、重力の法則的に無理なはずです。 
もう、怖さと不気味さでパニックになってしまい、ついに目を開けてしまったんです。 

いました。 
女の人でした。首から下は無かった気がします。 
繰り返し繰り返し、私の耳の裏からのど仏までを 
舌の先で舐め続けてたんです。ずーっと。 
汗だと思ってたの、その女の舌だったみたいですね。。 

前の話へ

次の話へ