ドッペルゲンガー

958 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/01/29(日) 22:57:39 ID:TIQRfjtlO

まとめサイト見てきて、興奮気味に思い出しつつカキコさせていただきます。 
みなさんの体験に比べたら地味ですが…
高校生の頃、コンビニでバイトしていました。 
それまで恥ずかしながら私は家出だの夜遊びだのと親に迷惑かけまくりでした 
…がバイトを始めてからの自分は働くのも楽しくて楽しくてしょうがないといった感じで、深夜まで残るのもざらでした。 
親も(帰りは遅くても)にこにこしながらちゃんと家に帰ってくる私を見て、安心してくれてきた頃に事は起りました。

いつもの様に学校帰りにまっすぐ出勤して、いつもの様にタイムカードをきったあとに店長さんや他の店員さんたちと談笑していました。 
ふ、と気になって携帯電話をロッカーから出すと、そこには親からの着信履歴が10件ほど。 
親が心配症なのはわかっていましたが、こんなに電話かけるほどでは…と思い、急いで折り返しの電話。 
スピーカーから聞こえる発信音…直ぐに電話をとる音 
そして妙に焦り気味な親の声 
「あんたっ、どこにいるの!?」 
―鼓膜が破れるかと思ったくらいの大音量で。

周りにいた皆もびっくりしてこちらを一斉に向きました

静かになってしまったバックルーム。小声で返す私。 
「いや、どこにいるも何も…今日は水曜日だよ?バイトだよ?」 
もちろん親も私のシフトは知っているはず。 
今日は飲みすぎたのかな?と考えていると 
「良かったぁ…あんた死んだのかと思った…」 
と本気で泣いている。スピーカーの奥から、妹が 
「お姉ちゃん、大丈夫だった?」 
と言っているのが聞こえた。 
状況をとりあえず聞いてみることに。

携帯からバラバラの投稿すみません、もうちょい続きます

実家は古めなアパートの二階にあって、ドアの前には小さいこがかくれんぼに使いそうなちょっと大きめのロッカーがあります。
ここに家の鍵など置いたりしています。 
玄関を開けると、目の前に道路があります。階段と道路は垂直にある…説明下手ですみませんが 
これらを踏まえて以下、親と私の会話です。 
親「おばあちゃん家でご飯を食べて家に帰った。アパートの前までくると、〇〇(私)が階段を登っていた」 
私「…見間違いじゃないの?」 
親「だって△△(妹)も見たんだよ?」 
私「…」 
親「そうしたら〇〇がロッカー開けて、鍵を出して玄関開けて中に入ったの。
何度も名前呼んでもこっち向かないし」 
親「半ば追いかけて玄関に着いたらさ、鍵がかかってるの。
え?と思って中に入ると、〇〇がいつも履いてる靴が綺麗に揃えてあって…部屋中探したけどいないし…」 
確かにその日、違う靴で学校に行きましたが…揃えた記憶がありません。 
むしろ私は揃えたりする人間じゃあなくて。

それで会話は終わりました。 
不安になって周りに説明するときっと冗談だよ、なんて言葉が返ってきました。 
そうだよ、きっと冗談だよ 
なんて思ったところに先輩からの電話。 
私「どうしたの?」 
先輩「さっきお前の母さんから電話あったぞ!どこにいるんだ」 
親は普段から他人に迷惑をかけるのが嫌だといっていました。 
そんな性格の母がまさか…その後色々な人から電話がかかってきて…ガクプルしながら家に帰宅しました。 
それ以降、何かあったわけでもないですが、時々私をありえないところで見たという報告が後をたたず不思議な思いをしました。

大したことないのに長文すみません。 
お付き合いくださりありがとうございました

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