落ちてきたボール
706 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/11/10 01:21 何年か前、彼女とドライブ旅行した時の話。 群馬から長野まで行こうとして道を間違い、とんでもない山道に入り込んでしまった。 ほとんど1車線の曲がりくねった道路で、対向車が来たらどしようなどと思いながらハンドルを握っていた。 急勾配のカーブを低速で抜けてすぐ、道路にボールが転がってきた。 突然のことで驚いたが、急ブレーキをかけるまではなかった。 バスケットボールみたいなのが目の前で二回ほどバウンドして、そのままガードレール下に落ちていった。 あたりには人家も何もない。杉木立の山道で、剥き出しの崖が見えるだけ。いったい何でこんな場所にボールが、と思いつつ彼女に声をかけた。 ここまではほんのり。なのでやめとくか。 707 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/11/10 01:26 彼女の顔がなかったって言うオチは却下 708 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/11/10 01:58 >>707そんなネタみたいな話じゃないんだ。 続けると、彼女はひどく怯えてた。ぶるぶる震えて、顔を両手で覆っていた。 そして、今しがた転がっていったものは、人間の頭だったって言うんだよね。 そんな馬鹿な、となだめつつ先を行こうとすると、ヒステリックに引き返して と喚き出した。おいおい、こんな場所でUターンできないよ、となだめたんだが 全然聞き入れない。あげくに悲鳴を上げだした。 何があったんだよ、車を止めて問いただすと、頭の無い男がついてきたとか 言い出した。こちらにはそんなもの全然見えない。 とりあえず彼女をなだめる為に、車をバックさせて道幅のある場所に出た。 そこでハンドルを何度も切り返していると、 突然だったね。 彼女はもう真っ青になって震えてた。こちらも唖然として、体が固まった。 誰かが激しくボンネットを叩いてる。 バンバン音がするのだが、姿は見えない。





