手かざし

506 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/08/14 16:06
20~25年位前、切り裂き魔・通り魔が流行った頃の話。

当時、小学1年生だった私は近所の幼なじみたちと楽しく遊んでおりました。
その最中、私一人取り残されるタイミングを見計らったように
通り魔は私の頬をカッターのようなもので切って去って行ったのです。
血がたくさん出て、呆然となったのを覚えています。

私はまだ幼かったので、事件がどのようになったかははっきり覚えておりません。

当時の叔母の知り合いで、とある宗教の偉い方がいらっしゃいまして。
ま、霊が見えたりですとか予知的なことなどよくおっしゃってたり。。。とかなんとか。
叔母や母は、はじめは宗教がらみでのお付き合いではなかったのですが、
私の頬の傷がその方の「手かざし」で(分かっちゃうね、とある宗教がなんだか。)
見る見るうちに回復し、その威力を見た母と叔母は非常に驚いたのでしょう、
その後、数年間、その宗教に嵌っておりました。

思い出すに、宗教に嵌ってしまった母と叔母を説得する家族や親戚、
そのやばい雰囲気、空気、等々・・・
そちらのほうが私にはなんだかトラウマです。

でもね、「手かざし」ってホワ~ンとあったかくなって、
眠くなって、気持ちよかったんですよ。
それは印象深いです。
「気功」なんかと同じなんですかねぇ。
でもやっぱり宗教で家族が問題抱えたこと考えると、またやりたいとは思わんです。 

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