白い服の女性

486 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/08/12 16:37
知人の体験談です。

バイク仲間3人で1泊のツーリングにいったそうです。
知人(女)、女性A、男性Bでその日泊まる旅館に向かって山道を走っていると
少し先に白い服を着た女性が歩いていました。
ところがこちらはバイク、向こうは歩きなのに一向に距離が縮まりません。
知人はよくそういう体験をしていたので、「あ、遊ばれてるな」と思ったそうです。
(あとで聞くと連れの二人のうちBはその女が見えたのですが、Aは気づかなかったらしい。)
旅館に着くと予約をしていなかったので、相部屋を頼まれ
団体さんの大部屋に案内されました。
知人とAは女性の団体部屋、Bは男の団体部屋へ。
食事と風呂をすませそれぞれの部屋に戻ってみんな寝てしまってからのこと、
知人がふと目を開けると天井の隅の板が1枚はずれて
そこから誰かが知人を見ていました。
強制的に目線をそこに向けられているかのように見えてしまったそうです。 

不思議な体験に慣れているとはいえ「やばいなあ」と思っていると
部屋の外の廊下を誰かがスリッパをはいてパタ、パタと歩いてくる音がしました。
その音は自分たちの部屋にだんだん近づいてきて、
とうとう部屋の前で止まりました。
「部屋にはいってくるのか?」とじっとしていましたが、
そのまま後は何も聞こえませんでした。
翌朝、3人で朝食をとっているとき、Bが言いました。
「ゆうべ寝ていたら、いきなり誰かに両腕をつかまれて立たされたんだよ。
 姿は見えないんだけど、抵抗もできずにそのまま廊下につれだされて
 君たちの部屋の前まで歩かされたんだ。」
Bは部屋の前で開放され自分の部屋に戻ったそうです。
普通ならパニックになりそうなところですが、
知人とBはここはやばいから早々に出発しようということで旅館を後にしました。
最後に3人を見送るように昨日の白い服を着た女が道の後方に見えたということです。

文章力なくてすんません 

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