山手線の集団
612 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/06/03 20:23
あれは5年くらい前だったかな。夜9時くらいに、新宿へ向かおうと
池袋から山手線内回りに乗ったときのこと。
車内はまあまあ込んでいて、乗った俺は座らずにドア横に立って
外を向き、夜の景色をぼーっと眺めていた。
しばらくして、何かガラスに白い物がちらついているのに気づいた。
「おや?」と思って目の焦点を窓ガラスに合わせ、車内をガラスに
反射させて見てみると・・・
なんと俺以外の乗客ほとんどが、「白いマスクにサングラス」という
いでたち。みんな年齢は40~50代と思われるが、男女問わず
白いマスクにサングラス。背筋に思いっ切り冷たい物が走った。
速攻で降りようにも、池袋からは代々木までは、ドアは俺のいる
方の反対側しか開かない。どうしようかあれこれ考えているうちに
目白を過ぎ、高田馬場駅に着いたところで
「降りるぞ~~!! 」
という号令とともに、謎の集団は一斉にホームへ。謎の集団以外の
乗客は、俺を含めて4~5人しかいなかった。
山手線が発車してすぐホームを見ると、ホームを埋め尽くすほどの
ものすごい数の謎の集団が。
ホームの端の方には、白マスク+サングラスに加えてヘルメットを
かぶった人も2~3人いた。どうやらリーダー格らしい。
一体彼らが何者なのか、いまだに謎。