うざい

397 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/05/16 20:55
大学生の頃、先輩の実家の仕出屋さんで
おせち料理の重箱詰のバイトを友達♀4人でしました。
で、明け方から仕事があるからということで先輩の実家に前泊しました。
泊まる部屋は玄関はいってすぐの部屋でみんな川の字で転がりました。
ワタシも転がりいつもの癖で頭まで布団に潜って寝る体制になってたんですが
誰かの視線を感じるんです。かなり強烈な、
で、そのうち布団にもぐってるのに部屋の風景が頭に浮かんできました。
妙に澄んだ空気と部屋の真ん中の電気のところに浮かぶおじいさんの首・・・・
しかも回転してるんです。
なんかしたから空気で吹き上げてる軽いボールのオブジェありますよね?
あんな感じの動きで。
金縛りはなかったのですがおじいさんのあまりの形相と自己主張に硬直していると、
たまたま重なっていた布団の隙間から隣に寝ていたC子が
手を伸ばして私の手を握りました。どうもC子も同じものを見ているようです。
ワタシは必死でこの部屋をでる言い訳を考え、思いついたと同時に起き上がりました。

ワタシ:「C子~外にタバコ吸いにいかへん?」
C子:「あ~~行く行く」

で、めちゃくちゃ普通な顔で何もなかったように外に出て向かいの公園の入り口にたどり着き、
C子:「あのじじいうざくない?」
ワタシ:「かなりうざい。。。つ-かさ、タバコしか持ってきてない?財布は-?」
C子:「ないーわたしもタバコだけだ.…」
なんて話しつつパジャマ+コートで明け方までそこですごし戻りました。
そしたら一番そういうのを見ない(感じない)くせに、一番臆病で影響され易いY子が
熱出していました。(W 

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