近々閉鎖します

696 名前:↓これオモロイ :2001/08/02(木) 16:37
「アハハハハ!!何これ?部屋中血だらけだよ。ハハハハハ!おい朝子、
 腹から大腸がはみ出てるぞ、だらしないなあ。いつも身だしなみには
 気を付けろっていってるだろ!?それにそこの間男!なに自分の目ん玉
 食ってんだよ!塩味足んないんじゃないの?ほら、醤油をかけてやるよ、
 口開けろよ!ほら!!アハハハハハ!!クククク・・・」
私が大笑いしていると、長屋の隣の住人が怒鳴りに来てしまいました。
 「ちょっと永井さん、うるさいわよ!家の子が泣いちゃっ・・・ぅげっっ!」
その中年の女性(知らない顔、恐らく私が出征中に越してきたのでしょう)の
喉元がパックリと割れゴボゴボと音を立てた後、激しく鮮血を噴き出し始め、
私は返り血を真正面から浴びてしまいました。
 「ああ・・・あったかいなあ。真っ赤だぁ。綺麗だなあ」
そこで私は我にかえり、自分のしでかした事の重大さに気づいたのです。
     ―とにかく逃げなくては・・・―
その時です、押入れからかすかに声が聞こえたのは。
すかさず開けてみると、先程の6つくらいの女の子が隠れていました。
「おしっこ~!最高のおしっこ~!あいつに胸キュンどっきんおしっこ~!」
もう精神は崩壊してしまったようです。しかし逃亡するにも人質がいたほうが
すこしはうまく事が運ぶかもしれない。
そう思い、次の瞬間にはその子を抱きかかえ、血まみれの服のまま
部屋を飛び出したのです。

あれから三年、今、私達は北海道の山奥の山村でひっそりと暮らしています。
よしこというのは私がつけた名前です。というのも、よしこは私が何度聞いても
自分の名前を答えようとしないのです。

今日、とうとう警察の追っ手が村に来てしまいました。そこで私は決心したのでというわけで、この掲示板は近々閉鎖するので皆さん好きなように
荒らして下さって結構です。 

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