『にょろん』

828 : 本当にあった怖い名無し : 2011/09/29(木) 22:54:19.57 ID:hihup4NA0
煙草を傷に張り付けて痛みがマシマシになって後悔した記憶が…w 

ヨモギって表面の白い産毛みたいなのだけを集めて御灸にするんだよなあ。 
山に入って地蜂の巣に突っ込んで痛い目見た時に叔父さんがハッカの葉を集めて貼ってくれた。 
…ああ、懐かしいなあ。 
あの山にはちょっと変わった場所があって… 

んで、その山ん中にちょっと変わった場所にかなり気になる物があるんだ。 
これって場所バラすと自称『歴史探検家』だの学術だの言われて荒らされるのが分かるから言わないけど。 
山腹に水の湧き出す小さな池があって、もう少し上に登ると人が屈んで入れる位の穴が空いていて、入ると結構深い。 
行き止まりの少し手前の壁に石が見えて、石に何やら文字らしき何かが彫ってある。 
石と言うよりツルツルとした大岩。 

それがさあ…本当に読めないてか説明の仕様が無いんだけど。 
漢字とは思えなかった。 
でも神代文字とは言い切れない。 
あえて無理に表現するなら 
『にょろん』…としてたよなあ。 
もちろん現代語ではない。 
結局、それから一度も行って無い。 
もう一度行きたいけど案内無しで行くとエライ目に遇いそうな気がする。 

実際、岩手県宮古市の海岸まで行って来たし、海岸から数百メートル離れた場所に小さな祠があってその記念碑にその言葉が書いてあった。 
周囲が全て何にも無くなっててほんのわずかの差で波にやられず残ってた。 
偶然に見つけた…。 
実はあの場所も岩手県、凄い山の中だけど。 

849 : 本当にあった怖い名無し : 2011/10/01(土) 02:40:34.16 ID:eyaRbW5zO
>>847 
お帰り。レス㌧です。 
「にょろん」とした文字?でもそれは文字じゃなくて… 
と思ったんだが、文字なら人為的な字の連なりに見えるんだよね? 
ミミズだと英語の筆記体崩した奴とか、 
アラビア系のを崩したのとか思い浮かぶんだが…。 

うーん。案内なしで山深くは確かに非常に危険なので、 
気になるなら地元の古老などに話を伺ってみては如何だろう? 

852 : 名無しさんの次レスにご期待下さい : 2011/10/01(土) 10:16:47.93 ID:CUZH+36m0
>>847 
レスありがとう。 
にょろんな印象なら、梵字の可能性も考えられるかなあ。 
岩手なら、早池峰山あたりが修験道のメッカじゃなかったっけ? 
>>849が言ってるように地元で聞いてみるといいかもね。 
友人が遠野住まいで山歩きもよくするから、そういうの見たことないか 
自分も聞いてみるよ! 

ちなみにペトログラフは、自分が見た限りではカクカクした印象で 
文字というよりは模様っぽかった。 
本に載ってる写真だと「ここにこうペトログラフが…!!」みたいなガイドが入ってて 
どうも錯視を誘われるというか、誘導されてる気がするけどwwww 

他人様のブログ写真なんだけど、国東半島にある日本最大のペトログラフ 

http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/88/0000061588/17/img3d55a0abzikfzj.jpeg

これは結構にょろにょろしてる…でも岩手と大分じゃ真逆だしなあ。 
ちなみに自分の見たヤツは山口県の角島の。 
あと、山の中…って言ってもかなり里に近い場所(道は無いけど、山裾の田畑から100mくらい分け入ったとこ)で 
屋根型に組み合わされた二枚の大石に梵字が刻まれたものを見つけたことがある。 
祠?っていうかなんかの遥拝場なんかなと思うけど。 
それ見つけたときにちょっと奇妙な体験したんだけど、それはまた改めてw 

864 : 本当にあった怖い名無し : 2011/10/01(土) 18:36:26.97 ID:CUZH+36m0
誘い受けwみたいになって申し訳ない。 
10年くらい前、母方の祖母が寝たきりになって、祖父が仕事に行ってる間 
自分が食事の用意とかしに行ってた。 
祖母は寝たきりって言っても足腰立たないだけで、頭と口は達者だったし、 
一通りの家事を済ませたら夕飯の用意まで時間あるし、で、空いた時間見ては 
祖父母の家のチビ太(パグ)連れて歩き回っていた。 
パグってあれで結構タフな犬で、若犬なら2時間3時間平気で歩く。 
その日もチビ太と、隣の集落まで山を越えて行こうと、もう身体に刻み込まれているルートを 
辿ってった。(帰りは川沿いの県道を辿る腹積もりで) 
秋ももう終わりの天気の良い日で、チビ太も自分も調子よく歩いてた。 
違和感に気付いたのは、下りのルートに入った頃。 
なんて言うのかな…耳鳴りになったみたいに周囲からの音が感じられないというか、 
空気が重くなったような感じ。 
上の方からその重圧感が迫って来るようで、知らず知らず下りの足は速くなって行ってたように思う。 
『とにかく山から抜けなきゃヤバイ!』 何故かはわからないけどそう思って、一刻も早く降りようと 
山道を外れ、道の無い雑木林の中をとにかく下へ下へと突っ切ってった。 
斜面を突っ切って、少し平らに開けた場所に出たとき、その「屋根型に組み合わされた二枚の大石」 
に出くわしたんだ。 

高さは人の背丈くらい。 細部に関しては記憶が曖昧なんだけど、自然石ではなかったと思う。 
今思うと、片方は自然石で、それにもう一枚を寄りかからせたものなのかも…とも思うんだけど、 
どちらも表面が平らに削られてて、屋根で言ったら褄(つま)の部分に、○に梵字のようなものが 
彫られていたのを覚えてる。 
でもその時はそんなのどうでもよくって、とにかく先を急ぎたかった。 
そしたらチビ太のヤツが、その石組の中にちょっちょこ入ってって、あろうことかウンチングスタイルをとり出したw 
いろんな意味で『ヤバイ!!』と思い、大慌てで屈みこむと中に入ってチビ太を抱き上げた。 
意外にすんなり抱っこされたチビ太を抱えて、石組の中にいたのは数十秒がとこだったと思う。 
その石組から出たとき、あの妙な重圧感と焦燥感はきれいさっぱり消えていた。 
さっきまでは聞こえなかった(はず)車の走る音や、いろんな生活音、自然音も聞こえてきていた。 
そこから少し下ると山道になり、拍子抜けするくらいあっけなく、県道に出ることができた。 
(最初の目的だった県道への出口から、500mくらい離れた場所だった) 

ムダに長くなってしまったけど、これだけのことです。 
あの場所へもう一度行ってみようみようと思いながら、おっくう半分、怖いの半分で行かないまま。 
祖父母もチビ太も亡くなって、家もなくなって…なんていうのかな、縁が切れてしまったような感じ。 
でも、また探しに行ってみようかなー、とか今ちょっと思い始めてる。 
お付合いありがとうございまんた。 

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