良い勉強
40 :本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月) 15:36:24.14 ID:bUjMBXHB0
3週間ほど前にし、下北半島を一周しようと思い立って六ヶ所村、大間、
恐山、竜飛、仏ヶ浦と走ってて仏ヶ浦手前でガソリンのランプが付いたので
観光地だからガソリンスタンドが有るはずと思い探すがスタンド所か人も店も
何にも無い。ナビで検索すると60km先にスタンドが出て来た。時間は17:30.
後、80kmは走れると思ってナビに従って山の中の道へ。
直ぐに陽か暮れ、真っ暗な山道をガス欠の心配をしながらドキドキで走る。
ガスメーターはE線切って、かなり下になってる。ナビのガソリンスタンドに
やっと到着。スタンドは潰れてた。ナビ再検索で川内町のスタンドまで80km。
此処で車中泊して明日、明るくなるのを待って人を探してガソリンスタンドを聞くか、
いける所まで行って山道でガス欠、車中泊をするか迷う。おまけに下北半島は携帯圏外。
明かりのついた家を探して10分。スタンドの場所を聞くが近くには無いとの事。
その家のおじいちゃんの家に灯油タンクが有るの見て、灯油を売ってくれと頼み
20ℓシュポシュポで車に入れて川内町のスタンドまで又、山道を1人で50分走った。
川内町のスタンドが開いてるのを見た時の緊張からの解放感最高。軽油満タンにして八戸市内まで
来た時に、ガソリン携行缶を買おうと決めた。車がディーゼルで良かった。おじいちゃん有難う。
あの道、人も車も居無くて怖すぎ。
俺、40だけど、東北に行ったの初めてだったんだよね。
観光気分で思い付きで行ったから下北半島の予備知識ないし。
雪の季節じゃないから何とでも成る位の軽い感じで。
最初のナビ検索のスタンドの近くに温泉地が近くに有ったから、
あんなに、寂れて人家が無いと思わなったし。ホント、真っ暗闇の
一本道で、車とも擦れ違わないし、携帯圏外で遭難って事も頭を過った。
ディーゼル車は軽油でも走るけど、燃料噴射装置の所が壊れるって知ってたから
一か八かだったんだけど、寒冷地の軽油は灯油を混ぜてるって知識も一応、有ったから。
おじいちゃんに、電話借りて一番近いタクシー会社に軽油を持ってきて貰う事も
考えたんだけど、80km先の川内町から軽油を持って来て貰う料金を考えたら出来なかった。
地元に帰ってすぐ、ガソリン携行缶に予備燃料20ℓ、積みっ放しで走ってる。東北の山の中の夜道は
ガソリンが有っても故障で止まったら覚悟が必要。冬ならマジでヤバイと思い、良い勉強になった。