泉の広場


351 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/19(月) 09:44
あんまり怖くないかも知れないけど、10年以上前の話です。 
友達のお姉さんの体験談です。 
大阪の梅田に、「泉の広場」っていう待ち合わせスポットがあるんですけど、 
そのお姉さんはそこで自分の友人と待ち合わせをしていました。 
その日は、お姉さん、少し遅れてしまったんです。 
でも、待ち合わせ相手はまだ来てなかったので、そのまま待ってました。 
ところが、30分たっても1時間たっても、相手はこないんですね。 
で、相手の子の家の方にTelしたら(その頃まだ携帯なんてものは無かった)、 
その子のお母さんが出て、「え、もうとっくに出てるんですけど・・・」との事。 
それなら、とさらに1時間近く待ったんだけど、やっぱり来ない。 
「どうせ途中で彼氏にでもあったんでしょ」と、お姉さんは怒って帰ってしまいました。 
そしてその夜。 
相手の子の家にTelしてみたらその子が出たので、「なんで来なかったのよ~」 
と文句いったら、 
相手がすっごい震えた声で、 
「え、じゃあ、私が今日一緒に遊んだのは誰だったの・・・?」 

その後2人は半狂乱になって、 
2人ともいそいでお祓いしてもらいにいったそうです。 
この話はここまでなんですが、 
私その前に、故遠藤周作のエッセイで、「梅田の泉の広場に自分の生霊に会った人が何人かいる」 
といった話を読んだことがあるんです。 
自分に生き写しの人物が目の前に現れて、にやっと笑って過ぎ去っていく・・・ 
といった内容なんですけど、なんとなく、これに関係した事件ではないかと思うんです。 
生霊の目的は本来は友達のお姉さんだったとか・・・。 
どなたか、これによく似た経験談お持ちの方いらっしゃいませんかね?

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