一晩中咳が止まらなかった

472 :本当にあった怖い名無し:2012/06/16(土) 02:24:12.46 ID:qWkL9bq50
小5の冬に風邪をこじらせて一晩中咳が止まらなかった
次の日に起きて台所行ったら親が「何ね、それ」とやや引き気味に言ってくる

パジャマ見てみたら赤黒い血の跡 どうやら咳で喀血したらしい…

当時はこのまま死ぬのかって怖かったなぁ

実家に帰ってからはすっかり廃人のようになり一日中パソコンに貼り付くかベッドにいるかの生活で風呂も数ヵ月入れなかった。
ある日何気なく眺めていたヤフオクでバービー人形に一目惚れした。

して何故か狂ったようにバービー人形を集めて棚に何体も飾った。
その辺りから部屋に何かが現れるようになった。

よくあるのは金縛りで、酷いときはしばらく顔を覗き込まれたりした。
一番印象的なのは金縛りの最中に手を握られたこと。
小さくて子供の手みたいだった。
慣れてくると金縛り前の耳鳴りで心の準備が出来た。

それからまたしばらくして今度は部屋の角によく気配を感じるようになった。
出るときは必ずそこで日替わりだった。
インパクトがあったのは全身真っ青でずぶ濡れで妙に身体中が腫れている女性。

いつものやつらと違っていつまでもそこに居て、しかも若干ベッドに近づいて来はじめたのでその日は母親の部屋に逃げ込んだ。

さらにまた違う日、深夜眠っていたのに突然耳鳴りと共に目が覚めた。
ラジカセが勝手に鳴り始めた。音楽ともノイズともつかないよくわからない音で、ボリュームが大きく鳴り始めた。

絶対にヤバイ!と思った次の瞬間、例の場所のすぐ横のテレビの前に男性が浮かび上がった。
男性は首から下がなく、その首からよくわからない管や液体や血がボタボタと落ち、見開いた目やひしゃげた鼻、耳まで裂けた口やぱっくり頭からも色々滴らせていた。

何故か頭のなかで踏み切りの遮断機の音が鳴り響いた。
弾かれたように母の部屋に逃げ込んだ。
でも翌朝は何もなく、どれも同じものは2度と現れなかった。

それからもちょくちょく何かは来ていたがある日ある出来事をきっかけに私はショックのあまり数ヵ月方針状態になる。

その数ヵ月間の事は泣いていたこととかしか思い出せない。

それから私は立ち直るため施設に通って新しいバイトを始めた。
ひょんなことで繋がった縁から彼氏が出来て結婚した。

完全ではないかもしれないが激鬱を脱出したからなのか、
それからは実家のその部屋には何も来なくなった。
ちなみに他の場所でも何かしら感じたりはあったのに今はもう0感です。

たいしたオチがなくてすいませんがこれで終わりです。

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