お好み焼き屋にA君と行った時の話

423 :本当にあった怖い名無し:2012/06/14(木) 22:29:09.02 ID:1FHVeuNVO
昔、大阪の繁華街のお好み焼き屋にA君と行った時の話
A君はイケメンではないが、マジでイイ人だった
勤労学生な一方では遊び人で、イベントの主催とかもしてた
フレンドリーだけど、女の子とすぐに仲良くなり過ぎることも多かった
なにかと残念な私はよく面倒を見てもらっていて
大学卒業を機に、A君にバージンを捧げることにした
プレイボーイなA君には常に複数の女の子が纏わり付いていたので
2人だけで会ったのはこれが2度目で最期だった

A君はまったく逡巡することなく、アッサリとホテルに直行
予想外にたいへんではあったが無事にコトは済ませた
昼の3時頃にホテルを出て、お好み焼き屋に行った
お好み焼きが焼けるのを待ちながら、モテ過ぎる男の苦労話なんかを聞いた
そして、A君がお好み焼きをひっくり返した
ひっくり返したお好み焼きの、表になった面
焼けて香ばしいハズの一面に
べっちゃりと女の顔が張り付いていた

ぐちゃぐちゃの顔にギョロギョロと目玉が動いていて
ぶよぶよの真っ赤な口紅は失敗した飴細工みたいだった
そいつはベチャァーと笑うと口を動かしてしゃべろうとした
瞬間、私はバッグを開けてコテでソイツを放り込んだ
そして支払いを済ませるとA君と速攻で店を出た
そのままお初天神を抜けて大阪市役所の近くまで行き、無言でバッグを川に投げ捨てた
中にはPHSも財布も入っていたけれど触る気にはなれなかった
帰りはA君がやはり無言で車で送ってくれてた
A君とはそれきり会ってない
ただ、家に着いて車を降りる時に
「ごめんな…オカンのこと許したってな…」
と言われたのがなんだかゾッとした

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