開かずの金庫

0876 本当にあった怖い名無し 2012/03/05(月) 04:27:10.18 ID:LSwUWgpFO
俺の奥さんなんだけど、所謂見える人。
明日は今日の代休で休みなんで、目の前で夜更かししてる彼女の話を書いてみる。

彼女に会ったのは10年前、職場にバイトで来て一目惚れ。最高のおっぱいなんだ。
でも、時折おかしいことに気づいた。
夜中、残業していたら差し入れしに来てくれた。
他の支店にいて、移動に30分くらいかかる。途中コンビニで、何がいる?とか電話してきてさ。
で、コツコツ階段上がって、玄関入って、音でわかった。
ばっと仕事場のドア開けたら、何故かポカーンとした顔で
「あれ?いーちゃんは?」
いーちゃんってのは、彼女の後輩なんだが、俺は一人だった。
「居ないよ。一時間位前には皆と帰ったよ」
「えー?だって話してたよね?ほら、○○の話して笑ってたよね?」
って、確かに。
その話題や具体的な言葉は確かに、していた。
一時間前にな。
外の階段上がって玄関まで、ずっと聞こえていたんだと。
そんな彼女が、ちょっとほんのり怖かった。

まぁ、そんな感じで、可愛いのにかなりオカルトな子で、ほんのりから洒落にならない話まで、沢山経験してきた。
こいつといたら、オカルトな生活は続く。が!おっぱいは最高だ。結婚どうしようかなぁと思い始めた頃、うちの実家に初めて連れていった。
そしたら、玄関前で嬉しそうに
「犬飼ってるの?可愛いね!何ちゃん?」
「は?」
「犬だよ。柴犬の耳が垂れてる感じの。そこに…」
そこにはなにもいないが、確かに昔は犬小屋があった。
敢えて聞いてみた。
「でかい犬?」
「ううん、柴犬より小さかった。どこ行ったのかな?」
「それは○○ちゃんだよ」
大分前に亡くなったけどな。
彼女には知るよしもないことを、彼女はよく口にした。
結局、親も気に入って、こんな女神みたいな子はいないから大事にしなさいって言うし、確かにオカルト以外はいい子なんで、結婚決めた。
まぁ、勘が良くて、震災の時もさ。うちも被災したが、ライトやらラジオやら、食料もあって困らなかったな。
で、今「何してるの?ブログにでもなんか書いてるの?私のことは~?」ってしつこいから、ここまでにするわ。
奴は百目か千里眼か…?

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