じいちゃんが死んだ

0141 本当にあった怖い名無し 2012/01/05(木) 01:05:34.60 ID:nxlOhTu00
もひとつ、ほんのりする話を・・・

俺が高校生のとき、じいちゃんが死んだ。
すごくかっこよくて、尊敬してた。
身なりもキチンとしてて、出かけるときにはポマードでバシっと決めて外出してた。

そんなじいちゃんが死んだ、まだ62歳だった。
葬式では強がって泣かなかった、でも一人になって泣きまくった。

どうにか落ち着きはじめた49日の法事の時の話。

法事が終わって、親族は解散して、俺と妹、お袋、ばあちゃんで夜話しをしてたんだ。
昔話から、世間話まで、まぁよくある家族団らんってやつ。

結構何かつまみながら話をするんだけど、そのときたまたま、じいちゃんの好物だった
ピーナッツを食べてたんだ。
そしたら、ふわっって、急にポマードの香りが・・・俺の大好きなじいちゃんの匂いだ。

まさかね、と思ってたら妹が、「今ポマードの匂いしなかった?」
って。
お袋もばあちゃんも口々に「したした!」って。
ばあちゃんが「おじいちゃん、ピーナッツ好きだから、ワシも仲間に入れてくれって
帰ってきたのかねえw」って。
時間は深夜2時くらいだったかな?

オチもない話だけど、ずっと誰かに聞いてほしかったんだ。
当時高校生だった俺も今ではもう娘もできた。
じいちゃんに見せたかったなぁ。

あ、ばあちゃんは今でもマツタケ泥棒とか、山で走っておっかけてるくらい元気ですw

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