先頭車両
904 本当にあった怖い名無し 2011/11/21(月) 21:01:03.70
知り合いの体験談。
そいつはある日会社の同僚と深酒をした。それで上野駅から出る終電の一本前の常磐線になんとか間に合ったが
なぜかは知らんが先頭車両まで車内を移動したそうだ。で、先頭車両に到着と同時に電車が発車。
その時間の先頭車両ってあまり人がいないのだが、その日はそいつ以外誰もいなかった。
これって貸し切り状態じゃね?ってお気楽に考えながら酒の酔いが手伝って眠気が襲ってきた。
このまま寝たら終点まで連れて行かれるからやばいな、って思ってたら突然眠気がなくなって意識がハッキリしたそうだ。
あれ?なんで急にって思ってたら電車が三河島に到着。ドアが開くとそんな時間に不釣り合いなほどの
乗客が乗り込んできた。でもよく見ると何かがおかしい。乗客がみな俯いていて向こう側が透けて見えてるのと、妙に古臭く
ボロボロになった服を着ていたんだそうだ。
流石にこれはやばい、と思いゆっくりと立ち上がって隣の車両に移動を始めたそうだが、背後から明らかに視線を感じ絶対に
振り向いちゃいけないと強く感じた。焦らずゆっくりと自然に、と心で呟きながら隣の車両に移動、そのまま車両の後ろまで
着いたところで電車が発車した。これでもう安心だろうと思い先頭車両のほうを振り向いたら・・・・
ドアのガラスや窓に貼り付いて半透明のボロボロの服を着た無数の骸骨がこっちを見ていたそうだ。
それ以来そいつは終電の一本前にだけは絶対乗らなくなり、先頭車両に乗るのも嫌がるようになった。

