にせんきゅうひゃくろくじゅうさん……
146 :本当にあった怖い名無し:2011/09/06(火) 18:18:03.72 ID:CUG0zMnXO
昨夜、寝ていたら、女の声が聞こえたような気がして目が覚めた。
時計を見ると午前4時前。
こんな夜中に誰だ?と思って聞き耳を立てたら、「にせんきゅうひゃくろくじゅうさん……にせんきゅうひゃくろくじゅうよん……」
と数を数えている。
だんだん声が近づいているような気がして、玄関の覗き穴から見てみた。
うちはアパート二階の一番端っこで、覗き穴からは一階からの階段が見える。
すると、白髪の婆さんが数をかぞえながら階段を上がってくる。
アパートにそんな人は住んでいないし、時間も時間だし、気持ち悪い雰囲気の婆さんだし、私は
「えっ何この婆さん?! なに数えてんの?」
とパニック。
すると、物音も立てずに固まってたのに婆さんがこっちを向いた!
私は冷や汗をかいて固まったまま動けず、婆さんはしばらくこっちをじーっと見つめてから三階に上がっていった。
こっちを見つめていた間は黙っていたが、歩き出すと同時に数をかぞえるのも再開して、三千に突入していた。
その後もしばらく私は動けなかったんだが、何だったんだ……。
今夜もまた来たらどうしよう。

