「ママ」
392 :本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 15:13:25.71 ID:uu7DEY/1O
こんにちは、携帯から失礼します。
あんまり怖くないかもですが、妹が体験した話を投稿させていただきます。
書き込み初めてなので、おかしな所があったらスルーしてください。
その日妹は友人と二人で遊びに行っていました。
その帰り、二人で電車を待っていたそうです。
地下鉄なので電波は当然悪かったのですが、突然電話がかかってきたそうです。
画面には「ママ」と表示が。
(お恥ずかしい話ですが、我が家は異常に仲がよく、高校生にもなって姉妹で母のことを「ママ」と呼んでいます。)
地下鉄の駅を下りた後は母が車で迎えに来る約束だったので、何かあったのかと特に疑問も持たず通話ボタンを押したそうです。
しかし、さっぱり喋りださず、「もしもし?」と帰してもザー…という砂嵐のような音しかしない。
後ででいっか、とそのまま電話を切りました。
駅を下り、友人と別れて車に乗る頃には、もう電話のことなど忘れていたらしいです。
夜。
夕食後にふと思い出したらしく、
妹「そういえばママ昼間何のようだったの?」
母「え?何が?」
妹「何って、電話してきたやん!」
母「してないよ?」
母はほれ、と妹と私に通話履歴を見せてくれましたが、確かに妹の名前はありませんでした。
えー?とかいいながら携帯を開いた妹が通話履歴の無い画面を見て、無い!!何で!?
と騒いでいました。
妹「絶対電話あったのに!」
私「見えちゃいかん人からじゃない?ww」
母「うわっ怖っwww」
妹「ちょっww風呂入れんくなるやんwwww」
なんて阿呆な会話をしてたんですが、風呂から上がった妹の顔が青ざめてて、涙目です。
どうしたのか聞いた所、お守りの水晶が割れた、と。
この水晶は昔旅行先で買ったもので、練りでない剣水晶に銀色の竜が巻き付いているデザインで、父にお守りとして力を込めてもらっていたものです。
水晶って以外と硬いので、よっぽどのことがないと折れたりはしないのですが、竜の巻き付いている根元のあたりからぽっきりと折れていました。
どうしよう、と涙目の妹を宥めて、二階の父の所へ行かせました。
しばらくして戻ってきた妹が、泣きながらくっついてきたので話を聞きました。
私「どうだったの?」
妹「とーちゃんが、駅で電話かけてきたのがホントに質が悪い奴だったんだろって…。」私「あー、じゃあ助けてくれたのか。」
妹「…ん…身代わりだって…」
私「竜神様にありがとうしなきゃだねえ。」
妹「うん…!」
今は勾玉に竜の掘ってある水晶を首から下げている妹ですが、先日聞いたところ、あの時は水晶で精一杯だったから忘れてたんだけど、もいっこ怖いとこがあった、と。
妹は携帯にママと登録するのが気恥ずかしく、○○○(母の名前)と登録していたそうです。
それ以来妹の携帯に「ママ」から電話はかかってきていません。
たいしたことないけど、ちょっと怖かった話です。

