無銘の錆刀
953 :本当にあった怖い名無し:2011/07/18(月) 17:25:05.40 ID:/Km/MoVq0
友人から先日聞いた話。
その友人が「無銘の錆刀」と呼んでいる日本刀がある。
と言うのも、彼の家は住んでいる地域ではそこそこの旧家にあたる(地元の代議士とかたまに来ているらしい)のだが、彼はその家の分家の子。
で、元々はこの「無銘の錆刀」は彼の家の物だったのだが、とある出来事以来、本家に寄贈して保管してもらっているそうだ。
その出来事ってのが、名前の由来になるんだけど、そもそもこの日本刀は名前から見るような錆びた刀では無く、とても綺麗な波紋が浮いている、良く研がれた日本刀なんだとか。
友人自身も一度抜いた事があるらしく、綺麗な刀と言う印象以外は至って普通の日本刀らしい。
親族も、誰がぬいてもただの日本刀だった。
ところが、彼の亡くなった曾祖父にあたる人が抜くと、刃全体がびっしりと錆びに覆われるらしい。
それも生半可な錆びじゃなくて、研ぎ師に出して錆び取りをしてもらえないといけないほどの物。
しかも、曰く二度抜いて二回ともびっしりと錆びが付いた刃だったらしく、それ以来本家の蔵の奥に仕舞われてるんだとか。
鞘に何か変なところはないし、本当にその人が抜いた時だけ錆びが出るって聞いて、何かの呪い歳としか思えなかった。

