症状の重いメンヘラ

346 :本当にあった怖い名無し:2011/07/05(火) 03:46:44.31 ID:CgkVuOYL0
昔同棲してた彼女が割と症状の重いメンヘラだった。
ある夏、彼女の精神状態はかつて無いほど不安定で、外へ出たがらなくなった。
医者に依存しているはずの彼女が医者にも行きたくないと言い、必要な薬(睡眠薬)はネットの個人輸入で買うと言い出した。
俺はまぁ、彼女自身どうする事も出来ないようだったし、無理はして欲しくなかったから、落ち着くまで好きにすればいいと思って、黙って引き篭もらせておいた。

その夏、俺は実家へ里帰りしなくてはならず、彼女を残して4日ほど家を空けたのだが、帰ってきて最初に見た光景に我が目を疑った。全身に鳥肌が立った。
ベッドですやすや寝息を立てる彼女の腕から無数のウジが顔を出していた。
腰にかけていたタオルケットをどかすと、ベッドの上には潰れたウジや、まだ元気でウニョウニョと這いずり回っているウジが無数にいた。
よく見るとベッドだけじゃない。ベッドの下にもボロボロと落ちていて、キッチンやトイレにまで散らばっていた。

彼女は自傷行為をする事が多かったのだが、その傷にハエがウジを産みつけたらしい。
何度も色んなハエに産み付けられたのか、彼女の腕の傷という傷から、
無数の白いウジが溢れ出し、傷口に残留しているウジは顔を出したり引っ込めたりいた。

当の彼女は睡眠薬の過剰摂取で意識が朦朧とした状態。
俺が語りかけても寝ぼけたような受け答えしかしない。
それでも排泄や食事は身体が覚えているのか、ちゃんと起き上がってしていたらしい。

それ以降、あの光景がトラウマになり、俺は彼女に触れる事もできなくなった。
努力はしたが気持ちは戻らず、冬前に結局別れた。

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