誰もいないはずの真上の部屋

222 :本当にあった怖い名無し:2011/07/02(土) 01:11:00.10 ID:rka6cLhx0
有名な怖い話とか、みなさんの怖い体験って、結構「起承転結」があるよね。すごいよなぁ。

自分のは いきなり始まって、
「訳がわからないけど怖い」「訳わからんから怖い」
で終わるから 意味とか全然読めない。

訳わかんないけど、ここに書いてもいいのかな。

まだ自分が高校生くらいの頃、自分の部屋だけが中々騒々しかったんだよね。
自室の真下にリビングがあるんだけど、リビングでテレビとか見てると、誰もいないはずの真上の部屋を誰かが歩いている足音がする、とか。

弟も一緒で、「あ~また歩いているね」って感じで聞こえるみたい。

でもまー自分が自室にいるときは、特に何も無かった。
んだけど。

ある日から、変な夢を見出したんだよね。

気がつくと、寝ているはずなのに、いつの間にやら机に座っている。
「なーんだよ、壮絶な寝ぼけ方だな。ベッドに戻らねば」
と思い、ベッドを見ると、誰かが寝てる。
「・・・あれは。。。自分じゃないか。。。」
で、しょうがなくそれをずーーーっと眺めている。
気がつくと朝だった。

後から、あれが幽体離脱?でも座っていたよな。。。?

なーんて考えていたある日。

またいやな夢で自分の体を、バレーボール大の白い魂のような、人魂のようなものが、出たり入ったりすり抜け続ける夢を見て飛び起きた。
すごく気持ち悪くて、汗かきまくりで、バっと飛び起きたんだよね。
月がとても明るい夜でさ、部屋も明るく見えたよ。

ベッドは窓際にあるんだけどね、
飛び起きた目の前の窓(室内側)に女の子が座っている。

肩ぐらいまでの髪で、結構かわいい。
距離は50cmくらい。かな。
で、目が合ってる。
普通の人に見えるし、怖い雰囲気じゃなかったし、寝ぼけてたし、

「???あれ??誰?へ?。。。。知らない娘だよな???」
と。

で、
ええええ!
これって!
これって!

と思ってたら、すーーーっと透けていって見えなくなった。
もう発狂するかと思った。

それから音楽かけて、照明全部つけて、朝まできょろきょろ。
明るければ出てこないかな?って。

で、3つ下の弟に相談だよ。
ついに出ちゃったよ、どうしようって
まぁ、中学生の弟も、そんなこと言われても困るよね。
しっかり一緒に困ってくれたよww
わかってもらえて嬉しかったな。

で、なぜか親には相談できなかった。
こんなこと言ったらなんて思われるだろうとか、
苦労して買った家にそんな事があるなんて知ったら悲しむかなとか。

でも、まだ女の子は序の口だったんだよねぇ

細々としたものが出始めて、何か予兆が分かり始めたんだよね。

うまく言えないけど、違う空気が入り込んでくる感じ。
で、パキっ ぱしっ て小さな音がする。

そうすると始まる。
あーまた来たよーまた来たよー 次は何だよー 来るなよー モー

って思うんだけどさ、来るんだよね。

一番怖かったのは、勉強中に来たやつ。

分かりづらいかも知れないけど、6m×2.5m位の部屋で、勉強机が部屋の角に置いてあるんだ。正面と、右に壁ね。横に長細い部屋。真ん中辺りに出入り口。

でね、珍しく勉強してたんだよね。そしたら、空気がすーーーーっと変わってきて。
ぱし。 ぱし。。。。と音が。
「えええ、まだ22時だよ。もう来るの?早くない?いや遅くても嫌なんだけど」
って、机に向かったまま、待ち構えたんだよね。

そしたら、外から自分の右側の壁を、コンコンコンってノックされた。
もうビビッちゃって、硬直。
だって右側の壁の外側、足場無いんだよ。
自室は2階なのに。
ノックって人間ぽいね・・・って硬直してると、今度は、正面壁の向こうからコンコンコン・・・と。
正面壁の向こうは屋根があって、足場はあるけど・それはそれで想像すると嫌だなぁ と
さらに硬直。もしかして金縛りだったのかな。
で、だんだんノックは左へ移動して遠のいて行く。
逃げなきゃ、逃げきゃって思っても身体は動かない。
ノックは正面壁左端まで行ったから、次は左壁からノックか?と身構えたんだよ。
身構えても何にもならないんだけど。

次はノックじゃなかった。
ばん!ばん!ばん!ばん!と、両手を広げて二つの手で強く叩く感じ。
「・・・・!!!!」声も出ない。どうしよう。逃げたいのに。
・・・でも、部屋に入れないのか、こいつは?とちょっと考えてみた。耐えればいいのかなと。

やっぱり入れないのか?と思ったとたん、
その壁から、自分に向かってゆっくり、どん・・・どん・・・どん・・・と
足音が向かって来るんだよ。
誰も見えないのにさ(泣)ああ、下の階で聞いてた足音って、
これか、、、と。これはここまで来られたらヤバイって思い、何とか身体を動かし、転がるように部屋から脱出。
家族がいるはずのリビングに必死こいて到着。そしたら親父が「となりのトトロ」をテレビで見ながらソファーで寝てた。
あまりに日常的過ぎて、それまでとのギャップにへたり込んじゃったよ。

で、その日はそれだけでお仕舞いなんだよね。上の自室からは何の音もしない。
さすがに部屋には帰れなかった。

その後は、まぁちょこちょこ足音がするくらいに落ち着いた。
弟とリビングでテレビを見ている間、真上の自室から足音が聞こえても、「通り道なのかねー、ああいう人たちの」っ
て感じで日常の一コマに出来た。
それからも数年、見えるだけ、音が聞こえるだけで、何も物語りは始まらないまま時は過ぎた。
そういえば、今思い出したけど、その頃はおみくじ引くと3割くらいの確立で、凶か、
大凶だったな。何か関係あるんだろうか。

そして、ある年大きな交通事故にあってしまった。
普通、死んでるよ。って警察官に言われるくらい。九死に一生を得たってやつみたい。
それから社会復帰するのに2年かかったよ。
そしたらね。
その九死に一生得るために使ったかのように、心霊的なものは何も見えなく、聞こえなくなってた。

今は何も感じないけど、ちょっと厄介だったあの日々は確かにあった事と記憶している。
ね、なんだかよく分からないでしょww

おしまい

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