彼らは天使

568 :本当にあった怖い名無し:2011/06/12(日) 13:49:18.88 ID:f+QMMxez0
㌧クスです…
こういった所に書き込んだこと無くて
場違いなどありましたらやめますのでご指摘頂けると嬉しいです。
夢オチ乙位のノリで読んで頂けたら嬉しいです。

夢の話なので関係あるかわかりませんが前提として。20代の後半の女性です。
私自身に霊感は全くありませんが母方の祖父の家系は代々
清/穢あわせてそういったものに気に入られやすいらしいです。

さて昨日の土曜の話なんですけど、朝から体調が悪く
…というか酷い眠気で寝たり起きたりしてました。
夕方祖母の家に母と様子見に行った後、夜7時ごろ自宅に帰ってきたのですが
酷い眠気でそのままベッドに入って寝てしまったんです。
その時見た夢です。

夢の中で私は畑の用水路沿いの道を歩いていました。夜でした。
明るい方へ子供がわらわらと歩いていくので、列の後ろについていきました。
特に明るい場所には黒いスーツの長身の男性が2人居て、子供が集まっています。
ぼんやりと会話の流れから察するに彼らは天使だと名乗っていました。

彼らは子供の口に白い錠剤のようなものを配り、水差し(?)のようなもので
口に直接水を注ぎました。
私も周りの子供のするように錠剤と、水を口に入れられると目の前が真っ白になって
気がつくと真っ白い建物の中に居ました。
ぼんやりした頭に、ここは天国なのだと、説明されたような、気付いたような。
20人位いた子供は3人程に減っていました。

スーツの2人に案内されて、建物の奥に行きました。とても長い白い廊下を歩き、
夢の中でうまく足が運べず、最終的には足を引きずって歩きました。

たどり着いた廊下の奥には子供が沢山居る教室のような部屋がありました。
案内された私がたどり着くと大勢の子供がワッとドアから顔を出し、歓声をあげました。
幼児から、大まかに年齢別に各部屋に分けられ、高校生位までの子供が居ました。
笑顔が明るく、とても賑やかでした。
天使は、10代のうち(18歳未満位?)に亡くなった子供達がここに居るのだと私に伝えました。
はっきりした言葉ではなかったかもしれませんが、天使が伝える事を私は理解しました。

私は群がる子供に本やらくがきを手渡されて見せられたり、
小学生のするような机の上で消しゴムを弾いてぶつける遊びの説明をされました。
渡された本を読み聞かせなどしながら子供と遊びました。
子供は熱心に私の回りに集まって読み聞かせを聞いていました。

子供に読み聞かせをする私にふと横で私の様子を見ていた天使が
そうして子供達と遊ぶ役目を私に与えるのだと告げ、
お父さんとお母さんにお別れを言いなさい、と言いました。
ふと見ると、銀の格子のはまったドア越しに父と母が居ました。
驚いた私は父と母の手を取って、急に襲われた現実感にパニックになりました。
その話はお受けできない。父と母を悲しませる訳には行かないと訴えると、
それではここに居る子供達が帰っていいといったら帰りなさい、と言われ
子供達に投票用紙が配られました。

私が帰っていいとおもったら白い丸、残ってほしければ黒い丸を書きなさい、と
天使が告げ、足元はみるみる山のような小さな4つ折の白い紙で溢れました。
私が足元の紙をふと1枚拾って開けると、紙には白丸と共に
『お父さん、お母さんとお別れするのは辛いよね』と書き添えてありました。

しかし振り返ってみると(足元にはまだ山のように紙があり、開票途中ですが)
白1万5千票、黒4万票位で、圧倒的に黒が優勢でした。
『このままでは死んでしまう』と思って血の気が引いた瞬間、
何かがおかしいと思って黒丸の開票済みの箱を見ると、
紙を渡された意図のわからないような子供のらくがきのような無効票
(線のみが乱暴に引いてある紙など)がかき集められて、黒丸の箱に入れてあります。
それは1人の男の子が一生懸命捜してかき集めているようでした。

天使に『この子がズルをしているんです!』と叫ぶと、急に目の前が真っ暗になり、
気がつくとまっくらな部屋で自分のベッドで飛び起きました。
部屋が暗かったのと、急に起きたので、自分がどこに居るかわかりませんでした。
枕もとの携帯を開けると夜10時頃でした。
母に後で聞くと、晩御飯で呼んだものの、
ぐっすり寝ていて起きないのでほおっておいたそうです。
ただの夢だと思いながらも、帰って来れてよかったと思います。

天使とか天国とかいう単語を使いましたが、うちは神棚と仏壇の家なので
私がわかりやすい言葉で夢を見てたのかも知れませんが。

拙話は以上です。お粗末さまでした。

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