Aの旅行の話

0944 プリン 2011/05/23(月) 04:16:03.35 ID:1DeR120w0
Aの旅行の話。
Aは目がすこぶる悪い癖にメガネを掛けない。本人曰く目が濃いから、メガネまでかけると顔がやかましくなるとの事、コンタクトは怖いと言う
Aは高校の友達と、九州に行く事になったらしい
高速を連続して走る車の助手席で、暇なのでAと友達はクイズをだしあっていた。
連続したトンネルを走っている時にAが左の路側帯に目をやると
腰に手を当て、人差し指で地面を指差す人が立っていた。
「今へんなおっさんいたよな?」
Aが言うが
「見てねぇよw事故るから怖い事言うなw」
と一蹴されてしまう

「んだよ、、俺だけ怖いじゃねぇか」
そんなこんなでその時の旅行は終わった。

んで去年、Aはその時の友人に会うために同じ道を通り高速を飛ばして居た。
友人が仕事の関係で九州配属になったのだ。
「あぁひまだなぁ」
なんて独り言を言いながら走り続ける
「この辺か......」
以前の旅行で人を見た処に差し掛かる、チラチラ脇見運転をしながら通り抜けてしまった。
「あれ....居ない」
そりゃそうだ、何年も同じ場所に人が居る方が怖い。

(いや、まてまて。見えるはずが無い
メガネ掛けてなかったもん。)
Aはメガネを掛けていないと対面に居る人の表情さえわからない。
気付いた瞬間寒気がして、

「パーキング.....なんkmだ?」
丁度近場に有ったパーキングに入り、
急いでSに電話する。
「おい、S?いま俺の居るとこ見える?」

「ばっちりよー。人が沢山車が沢山ネー」
Sはなぜか酔っていて、当時彼女の中ではやっていたフィリピン人のモノマネで電話を受けた

「へぇ?」
Aが入ったパーキングは、トイレと電話しかなく。車も3台程しかなかった。

「どこ見てんの?お前の後ろだよ」

すぐに車に乗り込み、パーキングを抜け出す
「うぐぐ、、」
Aは出来る限り運転に集中し、高速を降りて少しでも明るい処へ向かおうとした。

が、へんな集落に入り込んでしまい。カーナビには見た事も無い記号がてていた。
「あぁ、終わった」
Aが何かの覚悟を決めると電話がなりだした。Sだ
「うそうそ!ごめんよーw」
「おまえ!車乗ってる時はだめだってあれほ」
「ほれほれ、そんな事より運転に集中だ」

「次右、んで真っ直ぐ。もうすぐ抜けるから大丈夫」
酔いの冷めて来たSが、たんたんと言う。

「よしよし、後少し。つぎひだりねー」
「なんでだよ?ここ真っ直ぐいったら抜けれるじゃないか?」
「良いから」
ドスのきいた声で言う。

何とか謎の集落から抜け出した
「奇跡的に運のない男だね!帰りは同じ道使うなよ」
「トンネルの事?集落のこと?パーキングか?」

「全部だよ」
Sが早口で言った。
帰りは来た道を避けて全部下道で帰ったお陰でガソリン代がえらいことになったらしい。

回り道をしたのは、ついて来てる人を減らす為。明るく電話に出たのはカケル君が怖がっていたからだった。
Aから電話が有った時点でカケル君に出るのをとめられたらしい。

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