ビデオデッキからテープが出てこなくなっちゃって

965 本当にあった怖い名無し 2011/03/10(木) 21:47:59.39ID:zGowz/1PO
高3のときの話なんだけど、私は当時自分のクラスより別クラスに友達が多かったから、昼とかもいつも隣のクラスでご飯食べてたんだよね。
そのグループの中にいた子の話なんだけど、彼女は中学からテニスをやってる快活な美人で、オシャレで鼠国が大好き、年パス持ってるから週に一回は彼氏と行くよ!なリア充なんだが、
私は2人で遊んだりしたことはなくて、お互い現在のこと以外は全く知らないような、知り合いに毛が生えた程度の友達だった。

どんなきっかけだったか忘れたけど、その子と4人くらいで帰った時に、いきなり話しはじめたんだよね。
「おじいちゃんが亡くなって、遺品整理してたんだけど、ビデオデッキからテープが出てこなくなっちゃって」って。
当時はVHSが主流だったから、下手に引っ張り出すとテープが切れちゃうし、
テープをきれいに出すならデッキを解体するっていう(女の子には)大変な作業になってしまう。
だから、とりあえず解体してまで取り出したいようなビデオかどうか見てみようって再生してみたらしい。

そしたら、広い野外に50人くらい居るんじゃないかっていう大人数が、ばらばらながらに輪になってゆっくり揺れながら一方行に動いてる。そんな白黒の映像が流れた。
確か音声も入ってて、おああーおああーみたいな複数のうめき声と読経みたいなのが聞こえてきたとか言っていた気がする。
そんな輪の真ん中に3人くらい、和な感じの服装(?)をした人がいて、その中の一人がおじいちゃんだーって気づいたんだって。
そんな映像流れてきたってだけで、聞いてた私たちはギャー怖い怖いってなったわけだが、
その子は「あ、おじいちゃんの仕事のビデオだ、って思った」って普通の顔で言った。

「うちのおじいちゃん--だから。」
って言ったけど、職業の名前が耳慣れない名前すぎて全然覚えられなかった。
でもそのおじいちゃんは「何かにとりつかれた人をどうにかする仕事」みたいなのをしていたみたいだった。
一緒に住んでなかったけど、彼女が小さい頃おじいちゃんの家に行くと、親戚の子たちとやっていた遊びがこっくりさんだったり(帰ってくれなくなってしまったけど、その場合の対処法を一番年上の子が知ってて、ちゃんとした手順で処理したから大丈夫とか言ってた)、
裏手の山に凄い長い階段の上にある神社があって、そこの鳥居前で遊んでたら積んである石を崩しちゃって帰れなくなったとか言ってたな。
オカに興味なさそうなリア充の見本みたいな子だったからそんなのに慣れ親しんでる事にびっくりした。

閑話休題が長くなったけど、まとめを読んでたら、その「おじいちゃん--だから」っていう部分が、“キ”だったんじゃないかって急に思った。
思い出したところで全然よくわからないし、「オカルト」「キ」で検索したけど出てこなかったからよくわからなかった。
祈祷師とかの専門用語(隠語?)とかなのだろうかと思ってみたり。
10年近く前の話なもんで、思い出したのも勘違いかもしれないから「それはこれじゃないか」っていうものがあったら、教えてほしいです。


長々すみませんでした。
という事を書きながら怖い体験も思い出したので別のスレにも後で書いてくる。
寒い。

前の話へ

次の話へ