本道から外れたたんぼ道
61 :本当にあった怖い名無し:2010/11/12(金) 21:42:41 ID:YFvMf/aq0
>>57
ゾクッとした。
ゼロ感の私が、これはオカルトだった思っている数少ない体験をひとつ。
深夜ドライブが好きで、友達(霊感有)と二人よく走りに行っていた。
目的地を定めて走ることに決めてるのだが、いくつかの目的地の中で私が気に入っていた、山にある某テーマパーク〇〇村。
距離や走りやすさもあったが、ゼロ感でオカルト好きな私はそこに行くと何かしら起きるという事に味をしめていた。
しかしそんな下心は秘密に、その日もそこへ向かう為ハンドルを握った。
しかし行きも着いても特に何もなく、少しがっかりしながらの帰り道、ナビの指示する交差点より手前で間違えて左折。
本道から外れたたんぼ道へ。
でもそんな事は珍しくないので「すぐに復帰するから大丈夫~」と街灯も民家も無い真っ暗なたんぼ道を、後続車もないので速度遅めで
のんびりそのまま走っていた。
その時私は車のライトが照らす道路を見ながら走っていたんだが、突然ライトの照らす先がドン詰まりに見え、反射でブレーキを踏んだ。
見晴らしのいい典型的なたんぼ道。街灯や民家の明かりすら無い道でもまっすぐ道が伸びてることは視認できる。
なのにいきなりドン詰まりで、混乱から、無言でそれを見つめ、感覚的には3秒程、ドン詰まりがスウッと霧が晴れるように
見えなくなり、普通のまっすぐな道が伸びてるのが見えた。
目を丸くさせながら、そのまま無言で発進。
今のはなんだったんだ…と考え、気になったのは助手席の友達。
基本、ルール事には厳しく、当然、後続車がいなかったとはいえなんでもない道でいきなり急ブレーキなど踏もうものなら
注意が飛んでもおかしくないし、それでなくても「突然どうしたの?」といぶかる事もない。
あれはつまりそういうコトなんだろうなぁ…と思いながら「さっき、何か見えた?」と聞くと真顔で淡々と「真っ白だったね」と。
前方を見ていた友達には、突然目の前の景色が濃密な霧のようなものに遮られて見えたのだそうな。
それ以降は問題なく家に帰り着けたが、その後はドライブそのものをしなくなったのもあってそこには行っていない。
恐怖よりも興奮の方が正直勝っているから、また夜のドライブで行きたいなぁとは思うけど、
あの時ブレーキを踏まずに突っ込んでしまっていたらどうなっていたのかと考えると…ほんのり。

