薬箱担いで行商
420 :本当にあった怖い名無し:2010/08/22(日) 00:42:51 ID:2YKDTHv0O
小3の時見た夢。
俺は二十歳そこそこで薬箱担いで行商?みたいなことしてた。時代ははっきりしないがかなり昔っぽい。
ある集落に入ると直に日が暮れ、今宵の宿をと手近な1件の戸を叩くと男の子が顔を出し、コクリと頷いて中に入れてくれた。
家の中はしん、としている。
「家の人は?」
「母ちゃんはいない。父ちゃんは隣の部屋にいる」
じゃぁ挨拶しなくちゃなと襖を開けると暗い部屋の真ん中に敷かれた布団。
「お休み中か、悪いことをした」って襖を閉めようとした瞬間、不自然さが目の端に滑り込む。
掛け布団からはみ出した腕が、胴体から離れすぎている。キュッと体が強張った瞬間、後ろから涙声で、
「ひとりじゃ、運んで埋めることもできないんだ」って。
恐る恐る掛け布団めくると親父の両腕が切断され、
右足にナタがささってる。「埋葬手伝ってやるから、もう父ちゃん傷つけなくていいぞ」って真っ暗な中、近くの川原に亡骸を埋めて念仏唱えた。
そこで目が覚めた。
夢か、って安堵したのも
束の間、天井が変。
ポカッとトンネルみたいな穴が開いてて、奥から近づいてくるんだ、影がふたつ。
あの子と親父だ!
俺ギブ。あと数歩でこっちに来ちまうってトコで泣き叫んで横で寝てた母親を揺さぶり起こした。
初投下、乱文お許しを。

