空襲の数日後

14 :本当にあった怖い名無し:2010/08/02(月) 19:25:03 ID:Fq66c62X0
小学校の頃の先生から聞いた話
その先生は、リアル戦中派な人で高松大空襲で焼け出された人だった。その大空襲からまだ数日しか経っていない昼間、その人は高松市内をウロウロしていたらしい。
まあ、空襲の数日後だからそこら中に死体とか体のパーツとかがゴロゴロしてて、先生曰く「すぐに慣れる」ような状態だったそうだ。
んで、とある公園(跡地)にふらっと入ったところ、焼け焦げたベンチの上に黒い手袋をしたままの手首が転がっているのが目に入った
「ああ、またか……」
位の感じで行き過ぎようとしたところ、なんか、ほのかな違和感を感じたそうな。
「あれ?」
と思って、引き返してじーっと見てみてると、手首から先しかないのに、指先がもぞもぞ動いてる。
「ぎゃっ!」と、当然思ったらしいが、まだ真っ昼間、こんな時間に幽霊もクソもないだろうと思った先生は、意を決して蹴っ飛ばしたらしい。
んだら、なんて事はない。
中から大量の蛆と腐りかけた肉と骨が飛び出してきただけ。
「ああ、なんだ、ウジ虫が動いてただけかぁ~」
と思って、安心したそうだ。

と、笑って言い放つ先生が一番怖かった……

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