隣は得体の知れない生物と化したおばはん

282 :本当にあった怖い名無し:2009/09/04(金) 20:58:41 ID:rC3e3QM8O
山口から東京に出てきた年
田舎のヌルい発想から一般的に危ないと言われる土地の小さな格安アパートで一人暮らしを始めた

角部屋で隣は得体の知れない生物と化したおばはんが一人で暮らしていた
それでも田舎根性で挨拶やらお裾分けなどして打ち解けてきたある日
おばはんはもう一人痩せすぎな中年の女性と小学校3年くらいの小さな女の子が移り住んできた

女の子はかなりかげりのある陰気な子で痩せた女性ともども挨拶もろくに返さない

ある日部屋に帰るとその女の子が全裸で布団に入ってた
突っ込みどころはたくさんあったが自分を見ると笑って起きあがった
暗がりの陰気な女の子の笑顔は背筋が凍った

近づく女の子を羽交い締めにしてうごけないようにしたあげく毛布をかぶせて外に出した

隣の部屋で日本語ではない怒号が響いた
次の日から痩せた女性と女の子は見なくなった

色々想像して薄ら寒くなった
あの時欲情に任せてたらどうなっていたんだろう

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