マネキンと結婚したい

68 :本当にあった怖い名無し:2009/08/29(土) 00:24:49 ID:8B04Q2750
今朝日系列でナイトスクープの過去の分を再放送しているのだが、
1997年1月のマネキンと結婚したいという女性からの依頼で、
その惚れたと言うマネキンを探し当てて結婚式を挙げるという完全に
トチ狂った依頼の回だった。ナイトスクープといえば、ビニールひも事件が
あまりにも有名なのだが、それとタメを張るくらいオカルトな依頼だった。
久々に会場がドン引きしっ放しで、笑いよりも悲鳴のほうが多かった。
探偵は間寛平で、流れとしては最初に依頼者であるイラストレーター
の女性の家に行って事情を聞くのだが、いきなり甲冑を飾ったりかなり
異様な趣向の部屋だったので、寛平がいきなりドン引き。そのあと
式を挙げたいと思ったというマネキンを探しに行くのだが、工場に修理に
出したとの事で、その工場に出向く。しかし、修理から帰ってきたばかりで
倉庫にあるから探してみてと工場の人に言われて探し出す。
工場の倉庫には何百体というマネキンが置いてあったのだが、依頼者は
ほんの数十秒で見つけて「これに間違いありません!」と叫ぶ。
寛平が「顔も変わってるし違うんとちゃうか?」と聞いても「絶対これです」の
一点張り。そこで寛平が「合ってるのならマネキンの足の裏に酒造会社の
名前が書いてあるから確かめてみるぞ」と足の裏を見たら、その修理に
出したと言う酒造会社の名前が。依頼者は得意げな顔。会場は絶叫。
そのまま依頼者とマネキンはホテルで結婚式を挙げる。
マネキンとの結婚式にのこのこ現れる依頼者の親族。
寛平は「お宅の家族は変わってまんなあ」と完全に呆れ顔。
そのあとマジで結婚式を挙げて指輪の交換もして、キスもした。
会場のキャーとかウワーと言う声が最高潮に達した。
でも、結局酒造会社がまたそのマネキンを使いたいと言うことで
すぐに別居することに。と言う所で終了。
とにかくいろいろぶっ飛んだ依頼者だった。
倉庫に何百体と並べられたマネキンも見慣れてない人だと
恐怖を覚えるかも。

前の話へ

次の話へ