1つ1つが小粒

365 :1/2:2008/12/12(金) 21:35:10 ID:cyANNEB70
そんなに怖くない上に1つ1つが小粒なので、何個か纏めて投下させていただきます。

1.高校生の頃。
一人で寝ていたら背中に猛烈な視線を感じた。
振り返ると何故か目が合う。
物と物の隙間からカッと見開いて凝視している感じの目。
不気味に思って調べてみると木目だったw
…当時は原因が判って安心していたが何で視線を感じたのだろうか。

2.猫が死んだとき。
当時下宿先で飼っていた猫が危篤だと言う電話を受けていた。
寝ていると暗闇の中で人がグルグル私の寝ている蒲団の周りを10分位練り歩いてた。
それが終わると、枕の上の辺りで猫が畳の上を歩く音がした。
翌朝その時間に猫が死んだと連絡を受けた。
お別れの挨拶に来てくれたんだと母と泣いた。

3.それから3ヶ月後。(下宿先)
留年の危機に瀕してめそめそ布団の中で泣いていた。
閉めたはずの襖が開いていて猫が入ってくる気配がした。(ただし下宿先では飼っていない)
昔やっていたみたいに背中にそっと寄り添ってる重みを感じた。
猫に元気をもらった。

4.実家で。
顔を洗っているとき鏡越しにおかっぱの女の子が廊下を通り過ぎるのを見た。
そんな年頃の子供はおらず、母に聞いたところ戦時中に亡くなった母の姉がおかっぱだったと言う。

5.夢1。(実家)
見たこともない座敷に居て、部屋にいた座敷わらしに上に乗っかられて殺される夢を見た。
母はうつ伏せに寝ていたからだと言うが、私は結構うつぶせで寝ているがそんな夢は見たことが無い。
でも1年くらい経つが何も起こってないw

6.夢2。(実家)
お茶を飲もうとして鍋に火を掛けた。待ち時間にベッドに寄りかかっていたらいつの間にか眠っていたらしい。
顔もよく覚えていない、赤ん坊のころに亡くなった祖父が
「こりゃ、起きんか!」
と私を叱ったところで目が覚めた。
鍋は空炊きだった。

7.研究室
少人数のうえあまり人が来ないので、殆ど私一人が部屋を独占している状態。
私が一人になった時、かつ夕方になると偶に電源を切ったパソコンに接続してあるスピーカーから
ビ―――――――って音がする。
しかも結構大音量。
他の奴は視線を感じたり、物音が聞こえたりするらしいw

書き出してみると怖くないですね。
小粒ばっかりで済みませんでした。

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