ヘッドロココ

248 名前:日本昔名無し[] 投稿日:2008/03/27(木) 21:43:34
15年ほど前の事です。
自宅で兄(当時小2-3)と2人で遊んでいた時のこと。
当時はビックリマンが流行っていて、ヘッドロココ(というキャラ)の塩ビ人形で遊んでいた。
人形をゴザのような敷物の下に潜らせて、足で踏んだ。
当然、ボコっとした感食がする。何度も踏んだ。
なぜそうしたかは覚えていないけど感触が新鮮に感じたのだと思う。

踏んでいるうちに人形の感覚が消えた。ゴザをめくってみると人形が無くなっていた。
あれ?と不思議に思い、兄と2人で部屋中探した。
なぜか人形は数メートル離れた廊下の窓際に置いてあった。

なんでだろう?と思ってもう一度試してみることにした。
また消えた。そして人形はまた廊下の窓際にあった。
それから2-3回試したが、ゴザの下から窓際まで見事にワープした。

あまりに不思議だったため、どういう事なのか知りたくなった。
兄がゴザで踏み、俺が窓を見張ることにした。

「消えたよー」兄から声が聞こえたが窓に人形はこなかった。兄と部屋中探した。
その人形は部屋内に置いてあった掃除機の取っ手部分にワープしてた。
そして、それ以降はまったくワープしなくなってしまった。

あれから15年。誰にも信じてもらえない。
だが兄は今でも覚えてて「気持ち悪いから思い出させるな」と言う。

なんだったんだろ、あれ。長文・乱文スマソ

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