アオザメ

139: 元漁師 2005/05/31(火) 11:39:30 ID:lLyNiqTz0
>>135
アオザメは気仙沼では勝鮫とかマイラとかっていいます。
ヒレと身(肉)はサメのなかでも高い方なのでヨシキリのように切り刻んで捨てることはありません。
近海では頭を付けて水揚げするときもあるのでその身に傷をつける事は出来ないので、静かにさせるのに往生します。
甲板上に引きずり揚げてから掛矢を咥えさせて頭をとにかく殴ります。
凍結の場合は脊髄を切断してそこにワイヤーを通し、殺します。
オーストラリアの東にあるノーホーク諸島近海は大量にアオザメが掛かるところで苦労した事があります。
歯はトラザメ(イタチザメ)やヨシキリのような平べったい形ではなく、三角錐が曲がった形をしていて鋭いです。
解体中にキモイのが出たのは一度くらいで、イルカの子供を飲んでました。
ネズミザメの腹から手首が出てきた話は聞いたことがあります。

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