水死体の面通し

33: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/12/01 00:00
私は北海道の室蘭という町で生まれ育ちました。
家のそばにオイナオシ漁港という小さな港があったのですが、
その港のそばに洞窟がありました。港を背にすると左側の位置です。
おそらく波の浸食によってできた洞窟だと思います。
潮の流れの影響でこの洞窟に頻繁に水死体が上がる。
事故死もあれば入水自殺もあったかと思いますが、
ご存知のように水死体は時間が経過するほどご遺体は損傷します。
場合によっては年齢だけではなく、
性別もその場では判然としないこともあるそうです。
水死体が上がると地元の警察は、行方不明者などの関係者を集めます。

そして「面通し」が行われるのですが、
ご遺体の損傷が激しい場合、肉親であってもわからないことがある。
しかし、遺族が安置されている部屋に遺族が入ると
必ずそのご遺体は「鼻血」を流すそうです。
さすがに現在ではこうした方法は取られていないとは思いますが、
小さな頃に地元の刑事にこの話を聞きました。

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