双方のペットを連れて

396 :本当にあった怖い名無し:2008/02/13(水) 10:25:16 ID:ixFazo3N0

結婚するときに、双方のペットを連れて暮らしだした。
夫の犬はドーベルマン、私の猫はラグドール。
相性は最悪だったのだが、けん制し合うだけで特に喧嘩などはしなかった。

ドーベルマンの散歩を夜していたとき、いきなり背後から人に抱きつかれた。
そのチカンはドーベルマンによってかなりな目にあい、警察に届けたら病院を調べて
すぐに抱きついた犯人は解ったのだが、私が訴えられそうになったよ。
すれ違いざまに怪我させられたとか言われて。
(そいつに前科があったため私の方が信じて貰えて免れたが)

猫は、私が家に帰ってくると必ず玄関に出てきて、じろりと私を一瞥、「にゃ」とだけ
鳴いて、後は無視だったが会社で辛いことがあったときはすり寄ってきたり、
何か嫌な気配が後ろにあったりすると、威嚇してくれた。
心霊スポットど真ん中と言われている地域に住んでいたからか?
不思議なことはけっこうあったり。

この犬と猫、決して仲良くは無かったのだが、犬の方が老衰で歩けなくなったとき、
猫が一生懸命足をなめたりしていて、晩年は仲良しだった。
あと、これは全くの偶然なのですが、夫の犬の名前は「孔明」、私の猫の名前は「仲達」だった。
この偶然にもほんのり・・・(三国志が好きなだけだけど)

この夫のドーベルマンは訓練されてたため、相手の足に噛みつくので
致命傷を与えたりはしない。
でもかなり獰猛で、他の犬を散歩している時間は避けて散歩していた。
他の犬がおびえるため。(と、人に避けられるってのもあった)
私にはしぶしぶ?懐いてたんだけど。

犬連れにチカンする人って凄いと思ったら、お巡りさん曰く。
「犬の散歩で痴漢や暴行に遭う人は少なくないですよ。
 利口な獰猛な犬で良かったですね。ペットの犬はけっこう
 主人を置いて逃げちゃうんですよ」だそうだ・・・・。

犬の散歩される女性の方、お気を付けください。

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