葬儀屋でバイト

927 :本当にあった怖い名無し:2008/02/02(土) 01:32:02 ID:GcVueXEBO

文才がないので上手くまとまってないけど一つ

去年の今頃、葬儀屋でバイトしてたころのこと。
全国展開してる某会社でよく募集するし元ヤンが多いと地元で有名なところだったけど、時給がいいし割と家から近いから働いてた。
実際は、元ヤンなのかどうかは分からないがガラの悪い人や性格がキツイ人が多かったと思う。
辞めていった人の理由が全て対人関係とは言わないが、自分は気にしない方だが1年程で辞めてしまった。
その1年の間にあった出来事でオカルトちっくな事があったから

葬儀屋の冬は客が多くて忙しい、じじばばの故人が多かった。お人よしで断り下手だから人が足りないからと頼まれると無理して入ってた。
1日14時間労働やキツイ先輩との絡みで正直疲れていた。
最初は頭痛に肩凝り腰痛と単純に疲労だと思っていた。
実家暮らしなんだがある日、疲労が母に移った。風邪かとも思ったが熱も咳もない。
2人でサロンパス貼りまくってたw
そのうち、黒い陰が家をうろつくようになった。茶トラの猫を飼っているが大きさが同じくらいなので見間違いだと気にしなかった。
その他家のバイオリンが夜中に響いたり、寝てると頭を叩かれびっくりして上を見ると顔を叩かれたり、金魚のフン(20㎝ほど長い)みたいな光りが浮いてたり、朝起きたら髪の毛の先っちょ何本かに糸クズが結んであったり、とショボイ事があった。

疲れてるから家ではすぐ寝てしまうし、気にならなくはないがほったらかしてた。
ある日、ちょっと遠くから来た檀家の住職(ほとんど会社からの紹介寺なので初めて会う人)の控室にお茶出しに言った時にいきなり体中触られ説教(?)をされた。
毎日お経を読めやらしんどいときは(仕事)断れやら言われて、セクハラした上になんだこのじじいと顔に出たのか。

住職はちょっと怒り気味に『あのねぇ、最近ずっと体しんどいでしょう、そいじゃぁ家にも連れて帰ってるから休まらんで』

ゾワっと鳥肌がたって、吐きそうなほど気持ちるくなった。

『人がいいかしら、しがみつかれよって頭の上に頭のっとるわ、そのうち腹も痛とうなるで』(確かに下痢してたw)

正座して膝に置いた手に水滴のようなポタポタとした感覚があったのでびっくりした。涙だけが目から落ちていた。泣いてる感覚はなかった。

『今日の通夜で***(何て言ったか覚えてないミニ経本?を渡されて)読むから、あんたも読みなさい』

仕事があるのでお通夜の間中読んでるわけにはいかないし、ミニ本は通夜に集まった親族にも配られてた。
式が終わって本を返しお茶出しにまた控室に行ったらクドクドと説教されその日はぐったり疲れた。
家に帰ったんだけど、いつもより体がだるいなと思っていたら、熱がではじめ、体の節々が痛くなり動けないほど辛くなって救急車を生まれて初めて呼んだ。
42度くらい熱が上がり体温計を何度も渡された。
点滴をしてもらい、そのまま入院した。あまりの苦しさに気絶に近いくらい寝落ちた。
気がついたら朝だった。
汗や涙や鼻水など体中ビショビショでびっくりな事に湯葉のような薄い膜状の下痢を漏らしてた死ぬほど恥ずかしかった…がスッキリしていた。
まだ体は怠いが力が抜けて軽くなったような、そんな感じだった。
結局2泊入院しただけで薬もらってすぐに帰れた。体重が5キロほど落ちてたw
職場にはインフルエンザと連絡していたので2週間ほど連絡しないでほどほどに遊びまくったwそして体重戻った
職場復帰して2ヶ月後には辞めるんだが、それまで猫くらいの大きさの薄いクリーム色の狐みたいなのを何度か見かけたりしたがその他のショボイ現象はなくなった。

今では全然なくなったが、葬儀屋でバイトしてたころは母にも『連れて帰ってくるな』と言われていた。
結局母に着いて行ったのか、母の職場(飲食店)で何度か黒い陰が見えたがいつの間にやらいなくなった。
母いわく、他のお客さんに着いて行ったに違いないそうだwww


長文な上に誤字脱字スマソ

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