戸締まりの点検

911 :本当にあった怖い名無し:2008/02/01(金) 20:06:14 ID:om2Y5eNYO

小学校の時の担任から聞いた話。
その日は残業して帰りが遅くなってしまい、結局先生が最後に学校を出ることになった。

最後に帰る人は、戸締まりの点検をする事になっているので、自分のクラスの戸締まりをチェックしてから下の職員室へ荷物を取りに行ったそうだ。
仕事を全部終えて「さあ帰ろう!」って思ったら、学校の防犯なんだか防災なんだか知らないが、窓とか鍵の閉め忘れのチェックの機械みたいなやつが光っている。(異常があると赤いランプが点くみたい)

そしたらさっき見たはずの自分のクラスの窓が開いてることになっている。
あれ?って思ったけど、点検漏れか~…って思ってまた教室に行って見に行ったんだ。
見てみるとやっぱり開いてて「危ない危ない」って感じでまた閉めた。

「さぁ今度こそ帰れるぞ!」って思って帰ろうとしたら…また同じ所のランプが光ってる。
…今さっき行って戸締まりしたはずなのにと不審に思い、ちょっと怖くなって来た頃にナイスなタイミングで警備員さんが現れた。
事情を説明して「おかしいですねー」と言い、世間話とかしながらながら今度は二人で教室へ行った。

すると教室に近づくに連れて何か音が聞こえてくる……えっ?てなって二人で緊迫しながら教室の戸を開けると、なぜだかラジカセから音楽のCDが流れていた。

窓はきちんと閉められていたそうで警備員さんと「ちゃんと閉まってましたね、おかしいなー」と話しながらラジカセだけ消して学校を後にしたそうだ。

まぁ結果無事だったわけだが、問題はその時流れてた歌。
『青空へのぼろう』って歌なんだけど歌詞が
♪みーんなで行こう~
どこまでも行こう~
青空へ上ろうよ~
って歌詞(サビ)なんだ。


窓も開いてたし、天国にでも連れていきたかったのかな?と先生が言ってて小学生の俺はゾワゾワした。
以上。

携帯からの長文ごめん

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