21世紀の森

758 :本当にあった怖い名無し:2008/01/26(土) 16:30:01 ID:sHlbNfEl0

・21世紀の森
山口市から山を登ったところにある森林公園。

その駐車場にぽつんと駐車禁止のスペースがある。
左右には止められるのに、そこだけが中途半端な場所に関わらず黄色の斜線がひかれている。
そして駐車場のよこには古い電話ボックスが一台設置されている。
この話にはこんな一説があった。

昔、借金苦に一人の男が車で頭からガソリンをかぶり、焼身自殺を図ったが
死にきることが出来なかったといわれる。
男は大火傷をおったまま、虫の息で電話ボックスまで這った。
しかし電話ボックスに入り、受話器に手に取ったところで力尽きて死んでしまった。
それから暫くの後、その事件を知った若者が面白半分で男が
自殺を図ったのと同じ場所に駐車し、電話ボックスを使った帰途についた。
その若者は帰り道で死んだ。

その後奇怪な事件が続き、地元のテレビでも紹介されるほどになる。
この際、取材中に不可解な音が入り込み、一時パニックになったという。
流石に管理者も見過ごせなくなり、そこに駐車しないようにと黄色の斜線を引いたという。
実際に行って見てきたが、本当に不自然な場所に駐車禁止スペースが設けられている。
そして不気味に佇む電話ボックス。
俺が見たときは、とにかくトイレが気持ち悪くて、とてもじゃないが使う気にならなかった。
夜に行ったが、↑電気すらついてない。

ググっても有名なんで出てくるが、駐車場を撮影した写真にスペースの隣に車がとまっていることがある。
俺が実際に行ったときも、スペースの隣に駐車して騒いでいる奴がいた。
しかし、この話には続きがある。もし行く機会があるのなら、この話しを聞いておくといい。
ひょっとしたら地元でも知らない人が多いかもしれない。











実際、男が焼身自殺した場所はスペースのところではない。
スペースの場所を駐車禁止にしたのは、その場所に駐車すると看板が見えなくなってしまうから。
実際は、スペースの「右隣」。
皆さん、21世紀の森に行ったときは、ご用心・・・。

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