マンモス団地
452 :1/2:2007/07/23(月) 12:18:27 ID:VUQvM4BZO
あんまりまとめるの得意じゃないけど、せっかく思い出したので。2年くらい前の話です。
当時旦那と二人で築数十年のマンモス団地に住んでたんだけど、ある日、夜中の3時頃にチャイムの音で目が覚めた。
こんな時間に来客?と奇妙に思った私は旦那を起こしインターフォンに出てもらうことにした。
「はい」
旦那が受話器を取って話を聞くと、相手は20~30代と思われる男性で、
「追われているから助けてほしい、家に入れてほしい」
とのこと。
しかし、団地に住んだことのある方はわかると思うけど、団地って二つの部屋に一つの階段、って作りになってるのね。
201 階 202 ∥ 203 階 204
101 段 102 ∥ 103 段 104
こんな感じで。つまり、ほとんど行き止まり。それは外からでも明確にわかる。
さらに、私の家は最上階の4階。逃げて来て入るようなところじゃない。
すぐさまこっそり警察に連絡して来てもらうことにしたのだが、その間もドアの外では微かな物音と人の気配がしていた。
15分後、警察の人が3人ほど来てくれた。
が、そのときドアの前にはもう誰もいなかったし、周辺にも人影はなかったらしい。
その後30分ほどパトロールをしてくれたけど、結局何も見つからなかった。
たいしたことないかも知れないけど、時間が時間だったのと、理由のおかしさがほんのり怖かった。