○○くん、ごめんね。

220 :本当にあった怖い名無し:2007/07/16(月) 02:41:19 ID:g1O/vt+Q0
小学5年生くらいの時に、自分宛に電話がかかってきた。

おふくろから、「○○、電話や」と呼ばれ、受話器を取ってみると、
聞いたことのない推定5歳くらいの子供の声で、
「○○くん、ごめんね。」
といきなり言われた。

気持ち悪くなって、
「お前、誰や!」ときつい口調で何回か聞き返したが、その声は、ひたすら
「○○くん、ごめんね。 ○○くん、ごめんね。」
とこっちの名前を連呼してくる。

1分ぐらいたつと、急にその子供が
「ギャハハハハハハハハハ!!」

と叫んで電話はぷっつり切れた。

自分の電話番号を知っている友人でそれくらいの弟や妹がいる奴はいなかったが、
だれかが親戚の子供でも使って悪戯してきたのだろうと、自分を納得させた。

しかし、あの切れる間際の気持ち悪い笑い声は今でも記憶に残っている。

前の話へ

次の話へ