母が死んで

17 :本当にあった怖い名無し:2006/08/25(金) 01:48:12 ID:K7xQIQog0

文章力かなりヒクいのですが。


9年間の入退院をくりかえしていた母が死んで家から棺が出された日の夜中、2Fの自室でくつろいでたら、
明かりもついてない1Fのリビングからとたとたと忙しそうな足音がした。
風呂場からキッチンにかけての間を何度も何度も往復していた。
兄と私以外は皆葬儀場にお泊りしていたので、兄かな?と思ったが、
成人前の男子にしては足音が軽い。気になったので2Fからドアを開けてのぞいてみたが真っ暗で誰もいない。
仕方なくまたくつろいでいると、またも1Fから足音がしばらく止まず。
数分後(?)、やっとおさまったなぁと思ったら、今度はクローゼットの開く音が。
反射的に、即クローゼットの方を見たが、当然誰もおらず、兄はとっくに寝ている。

その後は特に現実ではこれといった事は無かった。こんだけ。
特に怖くもないつまらん話ですが実話なので、怖い話会議などでいつか話そうと思ってます


18 :17:2006/08/25(金) 02:13:37 ID:K7xQIQog0
↑ちなみにクローゼットは開いていました。連投失礼

ちなみに母は昔は良く夢に出てきました。
最初は「母は死んだヒト」とは思わせないくらい、反抗期も忘れて楽しく遊んでいたのですが(夢からさめてやっと「ああ、母は死んだんだったな」と思い出す)、
ある日の夢母は少し雰囲気違っていて、元からやや恐怖を感じていたのですが、
なるべく普通の会話を心がけました。母は「お母さん一人本当にさみしい」と何度か言っていました。「おじいちゃん(死去)は一緒じゃないの?」と聞くと
母は「おじいちゃんはいないよ」と言いました。その後も何か二人で会話をしました。
途中いきなり母が「一緒におじいちゃんの所行こう」としきりに言いだし、さっきまでおじいちゃんはもういないっていってたじゃねぇ~かと心の中でつっこみつつ、
怖くなってきたので「行かない」と拒絶したのですが母は
「なんできてくれないの!!私本当にさみしいんだっていってるでしょ!!お母さんのいうこと聞きなさい!!!」
って発狂しだして私の腕をつかみどこかに連れて行こうとしています。
「おまえよりアンタの兄貴のほうが愛してたんだ!!おまえは最近母さんのこと全然相手にしてくれなかったじゃん!!ダメ娘!!!うまなきゃよかった!!(ほぼ絶叫」
母よ寂しかったのだなすまん・・・いやそこまで言うか?等と内心大ショックをうけながらもなんとか逃れてきました。
母のそばに、「何か」がいたような覚えが…。女ではないことは確か。人間かもわからない。人形かもしんない。
長くてごめんなさい

そして数日後母は出てこなかったのですが、次出てきたときは父も一緒でした。
父は誰か女の人(年相応)といちゃついており、私がややムカついていると、母がとなりにやってきてずーっと見ています。
今度は恐怖感など微塵も感じられませんでした。
何でコイツ・・・いや母はこんなに冷静に見ていられるんだ!?
「ねえ母さん、いいの?!」と聞くと「いいよ。しょうがないよ」と言い、振り返りもせずにどこかへ去っていってしまい、
それ以来母はその後2年間全く夢に出てきませんでした。チョット寂しいです。

しかし出たのだった。2年後に。
朝起きたら壁一面に「てぃるてぃるてぃるてぃるてぃる」と描かれており、意味が分からなかったので「怖いよ~~!!」と泣いていると
母が私の目の前にドアップで現れ、「あ、それ死の言葉らしいよ」と言ったので「ふーん。」とかえしたところで目が覚めました。
その日は母の命日7日前…これはあんまり関係無かったですね。エイプリルフール近かったので嘘でも言いに来たんでしょうか

終りです。長くつたない文章最後まで読んで下さった方ありがとうございました

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