粉ミルク

87:本当にあった怖い名無し 2009/02/02(月) 15:58:14
戦時中に姉とまだ赤子の妹がいた。
当時、配給制があり、まして戦時のために食料は乏しくてその日の食事にもありつけないことが多かったとか。
ある日にそのお姉さんはどうしても飢えを我慢できなくて、妹が飲む粉ミルクを飲んでしまった。

その後妹は亡くなってしまい、そのお姉さんは妹の飲むはずだったミルクを飲んでしまった罪悪感から牛乳が飲めなくなってしまった。

と。まぁ、この話はフィクションで子供の頃やっていたNHK教育の子供向け番組の中の話なんだが。
戦争なんてのはやるもんじゃないなと思ったのを覚えてる。

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