新しい住居

373 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/24(月) 18:52:01 ID:TK5+iYpZO

家を引っ越すことにり、初めて新しい住居を見に行った。新しい家は墓のすぐ隣だった。話には聞いていたが、結構近いんだな…。人が二人並んで通れるぐらいの距離。
まぁ今まで霊体験なんてしたこもないし、気にすることもないとその時は思っていた…。
引っ越しも終わり部屋もかたずいて、疲れが溜まっていたのかいつのまにか寝入ってしまっていた。
しばらくしていきなり目が覚めた。が…体が動かない。うわ、金縛り!?マジかよ…。
初めての金縛りに焦って体を動かそうと力を入れるが動かない。徐々に恐怖が沸き上がってくる。脈が早くなるのがわかる。いや…脈と一緒に何か聞こえる…。
バタバタ…

足音っっ?!寝ている私の周りを早歩きでグルクル回っているのがかわる。
あまりの恐怖に叫びまくったが声にならない。

バタバタバタバタバタバタ…
小走りぐらいになったであろう足音が顔のすぐ隣でしていた。
と、いきなり足音が止んだ。
終わった…?と思った瞬間…

ギィッ…ギギィッ!!

うわぁぁぁっ!!    叫んだ瞬間に金縛りはとけた。
耳にまだ感覚が残ってる。何て言っていたのかはわからない。ただ男の人だというのはわかった。
それ以来右耳の調子が悪く、病院に行ったが特に問題は見つからないと言われてしまった。
長文乱文スマソ。実話でした。

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