黒い影

60:名無しさん:14/04/21(月)10:12:22 ID:6ojhnirot ×

怖いというか人生の中で不思議だったこと話させてください。

仕事も恋愛もうまくいっておらず毎日モヤモヤとしていた時期がありました。
何のために生きてるのか、恋愛だと相手にとって自分はなんなのかと下らないことを考える毎日でした。

ある時、死のうと思い、薬をつまみにお酒を飲みました。
飲みはじめはいつも通りで、こりゃ失敗かなんて思いながら。

気づくと、部屋の電気が消えて暗くなっており、私はベッドに仰向けで寝ていました。
目をつぶって寝てる感覚はあるのに瞼が透けて見えている、そんな感じで天井やベッドの端が見えていました。
部屋がややロフトタイプというか、シングルサイズのマットがピッタリ納まるスペースあり、
それが少しだけ高いの位置にある少し変な間取りでした。
ベッドまで登るには5段くらいの梯子使います。規模の小さいロフトです。

話がそれましたが、ベッド右側に黒い影のような人が3人たっています。
先ほど話した間取りのため、ベッドの横は人の立てるスペースはなく、
天井もロフト気味ですが大して高さはないため、屈まないと立ち上がれません。
でも、3人ともしっかり立っており、顔の向きとしては私を見下ろしています。

すると一人がしゃがみこみ、私のお腹の音を聞くような姿勢になり、
何度も何度もお腹に耳を近づけたり離したりしていました。
他の二人は何もせず立ったままです。
私はそれを見ていましたが、気づくと明るくなってて朝になっていました。

やっぱり失敗かと思った瞬間、激しい胃痛が。薬でやられてしまったようです。
そして、携帯を確認すると3人に、死ぬと言う連絡をしていた形跡がありました。記憶には全くありません。
これで3人のひと、お腹に耳を当てていた理由もわかりました。
ただ、3人は私が胃痛になっているのは連絡した時点で知らないので、目撃した人影は私の頭が作り出した妄想かもしれません…

部屋を見ると、飲んだお酒の缶は中をゆすいでシンクに全てふせてありました。
連絡したのも缶をゆすいだのも記憶には全くないのが私にとってほんのり怖いことでしたw

スレ汚し失礼いたしました。

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