いとこの子供

304 :本当にあった怖い名無し:2009/06/25(木) 17:28:39 ID:H1vME7900
既視感だっけ?デジャブだっけ? 
あ、この情景、このシーン前にみたことあるやって感覚。 
あれってたまにならない? 

俺いまだにたまに起きることあるんだけど、
このスレ見つけて昔の出来事思い出した。 

確か俺が20歳前後の頃、大学の夏休み利用して、ばあちゃんちいった時だったと思う。 
夏休み期間中だったんで、俺のほかにも親戚とかもばあちゃんち集まってた。 
いとこも来てたんだけど、俺はいとこと歳離れてるし、いとこは女(既婚)だったから、
2、3歳ぐらいになるいとこの子供と、縁側で遊んでた。 
まぁちっちゃい子供なんで、「○○くん、おそとポンしる!」とかつたないぐらいの子供だったんで、 
適当に相手してた。

そしたら、あ、この光景前にみたぞって感覚がきた。 
なんかそん時はいつもと違って、少し長い間時間そういう感覚があって、 
「次にこの子はボールで遊びだすぞ」「ほら遊んだ!」ってぐあいで、 
なんか次が予測できてスゲーおもしろかった。
そして、「次ボールにつまずいて転んで泣くんだよな!」って思って、子供を見てたら、 
「それあんまりやってると死ぬよ」って、その子供が突然しゃべった。 
スゲービビったの覚えてる。大人みたいに流暢にしゃべってた。 
それと同時に既視感(?)が消えて。
「は?今喋った?」って感じで俺スゲー焦って、「もういっかい言ってごらん?」って言っても、
ボールいじりながら「ぼーるぽん!ぼーるぽん!」とか、そんなつたない言葉しかしゃべんなかった。 

とりあえずそん時は、子供が言ったセリフの内容よりも、急に流暢にしゃべった事にあせってたのか、 
すぐにいとこんとこいって、「○○くん、もう結構しゃべるんだな!」って報告しにいった。 
いとこは、「もうすこしで3語ぐらい喋れるようになるよ」ってそんな感じに返されて、 
やっぱり日常的に流暢にしゃべれる子供じゃないのか、って分かったとたん、なんかすごい怖くなって、
しかもその内容も思い出して、なんかドン引きだった。 

何でか当時、この事を誰にも言っちゃいけない気がして、 
ばあちゃんいも、いとこにも、他の親戚にも言わないまま、数日してばあちゃんちから帰った。 

あれから、いとこの子供もだいぶ大きくなってるはずだけど、 
大学卒業してから親戚とは疎遠なんで、今現在どんな子になってるか詳しくしらないんだけどね。 

なんだったのかなーって感じの体験談です。

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