深夜の踏み切り

454 名前:深夜の踏み切り :2005/10/09(日) 13:07:27 ID:EeLWv5XY0

三鷹駅と東小金井駅の間の踏み切りではでの話し。
この話は、この駅の近くにある大学に通う学生が体験した本当の話である。
彼はその日部室で仲間と麻雀を行っていた。俗にいう徹満、深夜3時過ぎに
やたらと喉が渇くので、近くのコンビニに買出しに行くよう先輩から命じら
れた。大学で入り口すぐの踏み切りを渡ったところにコンビニがある。
踏み切りは当然深夜の為開いた状態。彼が渡ろうとすると突然踏み切りが降りてきた。
「この時間に電車?」と線路の左右を見るが電車の光は無い。
潜って渡ろうとすると・・・子供の声が聞こえた。
ダメだよ!!大変な事になるよ!!僕はもう嫌なんだ!!
周りには誰もいない。しかし はっきりとこの言葉を繰り返し彼は聞いたと
いう。彼は怖くなり部室に飛んで帰った。当然先輩からは怒られた。
やがて、麻雀が終わり 仮眠を取り翌朝の講義に備えた。
そして、コンビニへ先輩と一緒に買出しにいくといつもの様な開かずの
踏み切り状態であった。反対側には踏み切りが開くのを今か今かと待つ
人であふれていた。やがて踏み切りが開くと一斉に人々、車の往来が始まった。
その時、彼は見た・・・・・あの子だ。深夜に声をかけたのはあの男の子だ
彼は、渡りながら先輩に「あの男の子です。深夜話した声」
先輩は、「何馬鹿な事言ってるの。寝言は寝てから・・・」
と言っているうちにその男の子とすれ違った。
「やっぱり見えてたんだね。僕はもうここで事故を起こしたくないんだ」
と二人に言ったという。彼らは?と振り向くと 男の子はスーッと消えてしまった。
朝日の中に吸い込まれていく様に・・・・・・・・・・「お前、今の見た?・・・」と先輩
・・・・「はい、嘘じゃないですよね・・・」
その後、買い物もせずに部室に飛んで帰ったそうです。
数日後、TV番組でその付近の話を取り上げていた。(心霊番組)
霊能者によるとかなり前にこの場所で踏み切り事故で亡くなった
ご老人がいて孫を非常に可愛がっていたそうだ。
その後、子供(男の子だけ)の踏み切り事故が立て続きに発生した。
悲しい因果だが、亡くなられたご老人のお孫さんもこの場所で亡くなった。
その後、事故は発生していない。とのこと。
彼は、花束とお線香を月に1度卒業するまでお供えしたという。

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