腕折って入院した時の話

937 名前:本当にあった怖い名無し :2005/03/22(火) 13:27:32 ID:q321Tg310

中2で腕折って入院した時の話し。 
小児病棟がいっぱいで成人の集団部屋に入れられたんだけど、隣が事故とか危篤の人ばかりが連れてこられる部屋になってて、真夜中もすげーうるさかったんだ。 
肉親を亡くした家族が泣いてたり、運び込まれたりバタバタと。 
そっちの部屋の方へはビニールみたいなもので仕切られてて見えない様になってんだけど、 
こっそり覗くとベッドから手が垂れて血が床に広がってたり、そうゆう光景が日常的でなんとも思わないで生活してた。 
そん夜も事故で運び込まれてきた人がいて眠れそうにないんで、エレベーター前のソファーで漫画を読んでたら、その人の息子さんが隣に座って話しかけてきた。 
話しをしてたら、エレベーターがガシャーンと開いて。 
でも誰も出てこなくて、閉まって、そのあとすぐ看護婦さんが息子さんを呼びにきて、1人になって漫画を読もうと開いたら、いきなりエレベーターの扉がまたガシャーンて開いた。 
ついでだからジュース買おうと中にはいったらボタン押してないのに扉が閉じて、下に向かってったんだ。 
普通に1Fのロビーについて、そのまま自販機でジュース買って今度はちゃんとボタン押してエレベーターを呼んで戻りました。 
入院中はどうとも思ってなかったが、他にも変わった事は日常的にあったので、今思うとちょっと変な病院だったかもしれない。 

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