子供のイタズラかな?
749 :本当にあった怖い名無し:05/01/23 18:08:57 ID:wrRssOXg0
郵便受けに、棒がついてる飴とか、半分に割った板チョコが入ってたことがあったけど、
「子供のイタズラかな?」と思って放置。
それがあってから数週間後、ダンナが帰宅してきた時に、
我が家の郵便受け(マンションだったから、集合ポストだった)の前あたりに、
ボーッと立ってる女の人がいるのに遭遇。
でも、ダンナが近づいていったら、サッと出て行ってしまった。
ダンナ曰く、
「フリフリのドレスみたいない服(注:ピ○ンクハウス系)着て、
髪の毛クルクルになってる(注:縦ロール)、化粧の濃いおばさん」
だそうだ。
マンションの住民ではないことは確か。
でも別に何かやられたわけないので「変な人がいるもんだねぇ」と思っただけ。
ある平日のお昼頃、私は風邪を引いて会社を休んでいた。
うとうとしかけていると、
いきなりドアノブをガチャガチャいわす音に気が付いた。
とりあえず、足音を立てずに玄関に近寄ってみると、
今度は、向こうからドアスコープを覗いてこっちを見ようとしていた。
(昼間なら、レンズが暗くなるので覗いているのがわかる。
もちろん外から中は見えないけど)
さらに、ドアについている新聞受けを開けて、何かブツブツと話している。
しばらくしたら、チャイムが連打されたので、インターホンで出てみると、
「あ、今日はいてくれたのね!!私よ!私!開けて、早く開けて!」
と、オバサンの声が・・・
その時に、以前ダンナが見かけた人のことを思い出した。
テレビつきインターホンではなかったので、ドアスコープで見てみると、
そこには目も覚めるような真っ赤なフリフリエプロンドレスを着て、
金髪縦ロール(ヅラ?)に、でっかいピンクのリボンを結んだ、
大山の○代似のおばさんが立っていた・・・
ちょっとビビりつつも、インターホンに出てみることに。
私 「どなたですか?」
相手「私よ!マリアンヌよ!今日はいてくれたのね!」
私 「は~?どなたですか?私、あなたのこと知りませんけど」
相手「何言っているのよ!あなたの親友のマリアンヌよ!早くここを開けて!」
私 「親友でもなんでもないので、お引取りください」
相手「どうしたの?あんなにやさしかったあなたが何を言っているの?
あぁ・・・私が他のお友達と仲良くやっているから、ご機嫌をそこねてしまったの?」
私 「警察呼びますよ!」
すると、キィーーーーーーーーーッ!という雄たけびと共に、
バタバタと廊下を走っていく音が・・・
しばらくして恐る恐るドアを開けてみると、そこには食べかけのコロッケと、
その油らしき指の跡がドアスコープ周辺にたくさん。
そういえば、お菓子が入り始める直前に、最寄り駅でおばさんのハンカチを拾ってあげたことが・・・
フリフリドレスでも金髪でもなかったけど、手渡すときに顔を見たら、「大山の○代に似てるなぁ」と思ったことを思い出した。
どうやら「親切にしてくれた→私が好きだから親切にした→私たちは親友」という
常人には理解できない思考回路が働き、そのまま私を自宅までつけてきていたっぽい。
平日や深夜に来ていたのは、私のダンナとバッティングしないため??
とりあえず、遭遇から10日後には引越ししてしまったらその後はわからないけど、
もしかしたら今でもほんの親切心からターゲットになってしまった人がいるかも・・・
長文の上、文章にしてみたらぜんぜん怖くなかったなぁ。ごめんなさい。
当時は「引越しまでの10日のうちにまた来たらどうしよう・・・」と悩んだくらいだったけど。
失礼しますた。