蒔割り

147 :雷鳥一号:03/11/27 00:13

知り合いの話。
家の裏山で蒔割りをしていた時のこと。 
鉈を振り下ろした蒔が突然、痛てえ!と叫んだのだという。 
驚いて鉈を取り落とし、蒔を拾い上げて調べてみた。 
何も変わったところの無い普通の蒔だった。

首を振って振り返ると、弁当代わりの握り飯が根こそぎ 
失くなっていたそうだ。

前の話へ

次の話へ