死亡した青年

664 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 09:57 ID:McbbN15L
平成元年2月 
福島の女性小学校教員のアパートの便漕に覗き目的で侵入、そのまま凍死 
事故死であると報道された当時26歳の青年。 

しかし死亡した青年はこの女性教員とは恋仲でもあり覗く必要は無かった。 
青年は原子力発電所で働いており、普段から放射能漏れの実状とそれに対する 
東京電力の対応、事故の隠蔽などに疑問を唱えており、 
当時の村長選で、原発誘致推進派である現役候補の選挙運動員であったが 
その候補の票の取り纏め依頼のための贈賄を記録し告発するつもりだった。 

しかし現役候補は当選。 
選挙の打ち上げの際に、同じ運動員だった村の青年団員らと口論になり、 
その集団に暴行を受け、リンチのひとつとしてその前記の女性教員のアパートの 
汲み取り式便漕に頭から突っ込まれる。そのまま窒息死。 
殺してしまった経路、なぜ喧嘩になってしまったかが露呈するのを恐れた 
村長、選挙参謀、地元警察(署長も金を受け取り、選挙違反を黙認していたのだ) 
地元選出の国会議員、解剖を担当した県警の嘱託医などなど 
事件に関係した全ての人間の手で隠蔽され、事故死扱いにされてしまった事件。 
4行目からの文章は、この事件の真相をドキュメント映画として記録、追求していった 
渡辺文樹監督作品「罵詈雑言」と監督から直に聞いた監督独自の調査結果です。 

選挙参謀の、警察もグルだったとバレますよ。という脅しで警察は事故として処理。 
便漕の中には窒息死するほどの量の汚物があったが覗き目的とはいえ、 
そんな中に入る馬鹿は居ないという事で一度便漕の中の汚物を県から依託されている 
清掃業者に汲み取りさせ(これも口止め、清掃業者への手配を行った者も全て口止め済) 
空になった便漕内に青年の遺体を搬入、その後女性教員が遺体を発見・通報。 
(彼女は真相を知っている。目の前で殺されたのだから) 

検死も地元国会議員(当時所属政党副幹事長)からの圧力で嘱託医は口を閉ざし、 
窒息ではなく凍死とされた。そしてその事件の直後、嘱託医は突然辞職している。 
表向きの第一発見者となった女性教員は口止め料として数千万の現金を握らされたそうだ。 
(これは映画では語られていない) 

さらにその女性教員の実家はその年に家を新築しており 
その家屋が東北電力主催の住宅コンクールで事実上最優秀賞である県知事賞を受賞。 
建築家の間では「なぜあんな家が?」という疑惑が持たれたそうだ 

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